【前回のコラム】「インナーマーケティングで顧客接点を広告化!」はこちら
「脱・広告」を宣言する理由として、「広告ありき」ではなく「人を起点としたマーケティング」が必要とされているという言い方もできるでしょう。
前回のコラムで、「顧客接点が広告塔になった時代、インナーマーケティングがより大切になってきた」というテーマを取り上げましたが、これもそのひとつです。
そして、これと裏表で関係してくるのが、アンバサダーマーケティングです。

一般人もファンであればアンバサダー
アンバサダーとは、英語で「大使」という意味です。
つまり、アンバサダーマーケティングとは、自社ブランドのファンを「大使」として任命することで、口コミなどでその評判を広めてもらえることを期待するものです。
これはよくインフルエンサーを活用するプロモーションと誤解されがちですが、少し違います。
インフルエンサーは世の中への影響力が大きい有名人ですが、アンバサダーは影響力の大小の前に、そのブランドのファンであることが前提となります。
逆にいうと、ファンであれば、一般人でもアンバサダーの候補になるわけです。
これまでは、一般人の影響力は限られたものでしたが、今ではソーシャルメディアの普及によって、誰もが情報を発信できるようになりました。
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京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)
京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)
大手銀行でM&Aアドバイザーを経て、2001年電通入社。
主に、グローバルブランドやITサービス、スタートアップ企業を担当し、
ソーシャルメディア・デジタル領域を中心とするエンゲージメント・プランニングや、
データサイエンスに基づくグロースハックを手がける。
カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルに毎年参加している。
著書に『ロングエンゲージメント』(あさ出版)、『つなげる広告』(アスキー新書)など。
東京都市大学非常勤講師。
京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)
大手銀行でM&Aアドバイザーを経て、2001年電通入社。
主に、グローバルブランドやITサービス、スタートアップ企業を担当し、
ソーシャルメディア・デジタル領域を中心とするエンゲージメント・プランニングや、
データサイエンスに基づくグロースハックを手がける。
カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルに毎年参加している。
著書に『ロングエンゲージメント』(あさ出版)、『つなげる広告』(アスキー新書)など。
東京都市大学非常勤講師。
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