ずいぶんデカイ口を叩くようになりました。初めて宣伝会議賞に応募した頃は、1本も通らなかったらさっさとあきらめようと思っていたし、講座に通っている時は、金の鉛筆ゼロ本だったら公務員生活に役立てようと思っていました。転職して初めて自分の携わった広告が世に出た時は、コピーなんて書いていないのに充実感いっぱいでした。そこにはいつも、不思議とわずかな望みがつながっていて、気がついたら次に向かって夢中になっていたようです。賞をいただいたのも、このコラムを担当させていただいたのも、その繰り返しの続きなのだと思います。
あの仕事のあの人!って仕事をする。―元公務員の脱・元公務員大作戦4
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