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安定志向のクリエイターが増えている? キャリアアップができる人の条件

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優れたアートディレクターは優れたマーケターでもある

クリエイターの仕事は感性をつかさどる右脳が強いといわれますが、自ら課題を発見していくには左脳も鍛える必要があると思います。左脳を鍛えて経営感覚を養うことで、ビジネスを理解することができ、課題を引き出すことができるようになります。優れたアートディレクターは優れたマーケターでもあります。

優れたデザインを制作する人は多くいます。しかし、消費者のインサイトはどこに向いていて、いまのマーケットに何が求められているのか、どのくらいの予算で制作すればいいのか、何をつくればクライアントの売り上げに貢献できるのか、そういう指標をつかむ力を持ったデザイナーはほとんどいません。では、どうしたら良いのか?その力をつけるには、積極的にクライアントやCD、ADとコミュニケーションを取ることが必要です。

なぜこのデザインなのか、問題の本質はどこにあるのかを、他人の考えに照らしながら、自分なりに考えてみる。広告とは自分だけの世界だけでつくるものではありませんから、外にも目を向けることが必要だと思います。たとえば、アップルのiPhoneが売れたのは、インターフェイスの使いやすさ、見た目のシンプルさだと思いますが、これは何が一番使いやすいのかを追求した、ユーザーエクスペリエンスの極みであると思います。

今求められるのは、なにごとも突き詰めて進められる人です。文字一つをとってもmm単位で突き詰めて考える人はほとんどいないと思います。そういう人はどこへ行っても重宝されると思います。

キャリアデザインとは働く場所を変えていくことではなく、自分ができることを増やしていくことです。そして自分なりにイメージした将来から何が足りないのかを考え、やるべきことをやる、それにつきるのではないでしょうか。

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