売れるネット広告社は19日、リアル店舗に向けた顧客との関係づくり強化・再来店率と売上げ」向上のためのASP「売れる 店舗CRMつくーる」の提供を開始した。
同社はこれまで、通販事業者向けにサービスを行てきたが、そこで培ってきた、ネット通販事業社のコミュニケーション施策を、リアル店舗にも持ち込んでいく。
具体的には、店舗の来店客に会員登録を促し、メールアドレスを取得。するとその後に「購入・来店のお礼」「1週間後にリピートメール」「1か月後にクロスセルのメール」などが自動的に送られるという「自動フォローメール配信」の仕組み。
主なターゲットは、飲食店や美容院など、個人経営の店舗から数店舗経営の小規模店舗。
同社、代表取締役社長の加藤公一レオ氏は、サービス提供の背景について「これまで多くの店舗では、来店していただいたお客様には丁寧に接客するものの、購入・利用して店を出てしまったあとには何も行わず、ほぼ放置している状態でした。その結果、開店から2年以内に閉店してしまう店舗は約50%にも及んでいます。通販では、その後のフォローメールによって、リピート促進、クロスセル促進などを行うことは当たり前のこと。そこで、リアル店舗においてもこの手法を手軽に行えるようにするため、このツールをつくりました」と話す。
リアル店舗においても、「メールマガジン」を発行することで、顧客とのつながりをつくり、来店を打促す施策を行っているところも多い。しかしながらそうした店舗の悩みが、「継続的にメールマガジンを送ることができない」こと。内容を考え、送信のセットをすることがだんだん苦痛になるケースも多く、属人的な施策になってしまうこともあった。
自動フォローメール配信の場合、登録の時点から、何日後にどのメールを送るか、あらかじめセットした内容が自動的に配信されるので、メールマガジンと違って属人的な施策になることがない。
「いつ、どのような内容を送るとよいのかについては、いくつかの業種に合わせた見本をお渡しするので、それを参考にすれば、すぐに送るべきフォローメールの文面が作成でき、施策を実施できます」(加藤氏)。
再来店したかどうかは、店舗での購買・サービス利用による会員データのひも付けが必要となるが、会員登録段階でのアドバイス・サポートや通販事業を行いたい事業社に対しては、簡易に通販が行えるサービスも提供するなど、サポート体制も充実させていくという。
「売れるネット広告社」に関連する記事はこちら
新着CM
-
マーケティング
サントリー生ビール、3〜6月で1.5万GRP 1000万人規模の体験機会も
-
広報
自動運転バスに「AI車掌」導入し車内コミュニケーション、上士幌町
-
販売促進
アサヒコ「豆腐バー」が海外進出 2027年以降は売上構成比30%を目指す
-
広報
N高・S高など、「AI入学式」の生配信を実施
-
AD
販売促進
ただの「景品」としてではなく「付加価値」としての楽天ポイント活用で値引きに頼らな...
-
広告ビジネス・メディア
東急エージェンシーの新・中計が始動 2つの変革で「体験価値共創企業」へ
-
販売促進
たまごっちが動くOOH? 欧米版の新デザイン発売記念広告
-
AD
特集
成長企業の人材戦略
-
販売促進
「紅茶花伝」新CMでマカえんと小芝風花がコラボ 深川麻衣出演ラジオも開始