先週行われたCES(Consumer Electronics Show)で各社がインターネットやスマートフォンに接続して活用する各種ウェアラブル端末を発表し注目されており、Apple社もApple Watchの発売を控える一方でGoogle Glassが発売をいったん中止するなどの報道もされている。このように本年はウェアラブル端末が話題となり本格化するいわゆる“ウェアラブル元年”になることが期待されるが、今回は登場する機種よりもそれらが社会的な問題にどのように寄与できるかという視点から考えてみたい。
何故ウェアラブル端末なのか?
ウェアラブル端末には色々な種類があり、眼鏡型、腕時計型、リストバンド型、指輪型、ヘッドバンド型などの各種の形状がある。
それぞれの中から、筆者が注目するものをいくつかピックアップしたい。
右の写真の眼鏡型端末は、東芝が本年中に発売を目指しているという
Toshiba Glass
である。特徴は小型軽量で投影に特化しており視野を遮らなく長時間稼働が可能であるということである。
右の写真はソニーが出展した“
SmartSmart B-Trainer
”というイヤホン型の端末で、ランニング中の心拍数に音楽を自動選曲する機能や、音声ガイダンスによって、ランニングの継続、上達をサポートする機能を搭載しているという。
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江端 浩人(事業構想大学院大学教授)
米ニューヨーク・マンハッタン生まれ。米スタンフォード大学経営大学院修了、経営学修士(MBA)取得。伊藤忠商事の宇宙・情報部門、ITベンチャーの創業を経て、2005年日本コカ・コーラ入社、iマーケティングバイスプレジデント。2012年9月から日本マイクロソフト業務執行役員セントラルマーケティング本部長。2014年11月よりアイ・エム・ジェイ執行役員CMO。2017年3月ディー・エヌ・エー(DeNA)入社。現在、同社執行役員メディア統括部長兼株式会社MERY副社長。
日本コカ・コーラ在職中は、同社が運営する会員制サイト「コカ・コーラ パーク」を開発し会員数約1200万人、月間PV約10億を誇る巨大メディアに成長させた。
日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会が主催する「Webクリエーション・アウォード」で、2010年度の最高賞「Web人大賞」を受賞。2014年に日経BP広告大賞を受賞。2012年4月に開学した「事業構想大学院大学」の教授に就任。日本マーケティング学会会員。
米ニューヨーク・マンハッタン生まれ。米スタンフォード大学経営大学院修了、経営学修士(MBA)取得。伊藤忠商事の宇宙・情報部門、ITベンチャーの創業を経て、2005年日本コカ・コーラ入社、iマーケティングバイスプレジデント。2012年9月から日本マイクロソフト業務執行役員セントラルマーケティング本部長。2014年11月よりアイ・エム・ジェイ執行役員CMO。2017年3月ディー・エヌ・エー(DeNA)入社。現在、同社執行役員メディア統括部長兼株式会社MERY副社長。
日本コカ・コーラ在職中は、同社が運営する会員制サイト「コカ・コーラ パーク」を開発し会員数約1200万人、月間PV約10億を誇る巨大メディアに成長させた。
日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会が主催する「Webクリエーション・アウォード」で、2010年度の最高賞「Web人大賞」を受賞。2014年に日経BP広告大賞を受賞。2012年4月に開学した「事業構想大学院大学」の教授に就任。日本マーケティング学会会員。
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