4月1日、エイプリルフール。近年、この日はWebサイトやSNSを中心に、企業がユニークなコミュニケーション活動を繰り広げるのが“恒例行事”になりつつある。ここでは、今年のエイプリルフール企画の中でもSNSなどで特に話題になっていた事例を紹介する。
グーグル:Googleマップが人気ゲームの舞台に
エイプリルフール企画常連企業の同社。昨年はGoogleマップ上で「ポケットモンスター(ポケモン)」とのコラボレーション企画
「モバイル版 Googleマップ ポケモンチャレンジ」を展開し、マップ上のさまざまな場所に生息するポケモン150種を集めて楽しむことができた。
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今年は、Googleマップ上の実在する道を舞台に「パックマン」をプレイすることができた。デスクトップ版とモバイルアプリ版があり、それぞれ矢印キー/スワイプで操作可能。
デスクトップ版では、マップを開くと向かって左下に専用アイコンが表示され、クリックするとゲームがスタートした。一方、モバイルアプリ版では特定の場所でしかプレーすることができず、グーグル側から提示されたヒントから場所を推測し、その場所のマップを表示する必要があった。
また、Google日本語入力チームは、両手が塞がっているときなど、どんな状況でも文字を快適に入力できる新たなデバイスを開発したと発表した。その名も「日本語入力ピロピロバージョン」。ユーザーが吐いた息の量を、ピロピロの長さに変換して可視化、その長さを赤外線センサで読み取り、Bluetoothで送信することで文字入力が可能になるというものだ。実際に発売するかどうかは未定だが、 基板の回路や3Dプリンターのデータなどはオープンソースにしており、その気があれば自作することも可能だという。

