【前回コラム】「芸歴10周年の23歳 高畑充希の不思議な魅力」はこちら
足立:
想像していた通り、すごく大人っぽいですね。
松島:
昔からよく言われます(笑)。自分ではあまり思わないのですが、いつも実年齢よりも5歳は上に見られるんですよ。だから最近は30歳に見られるんです。
足立:
何歳の時にどんなきっかけでデビューしたんですか。
松島:
11歳の頃に原宿でクレープを食べていたらスカウトされました。当時はずっとバレエをやっていて、バレリーナを目指していました。でも、一気に身長が伸びたことで、ひざが成長痛になってしまい、バレエを続けることができなくなってしまったんです。バレエは学校以外の大事な居場所だったので当時はショックでしたね。ちょうどそのタイミングでスカウトしてもらったこともあり、表現をするという意味ではモデル業もバレエと同じだと思ったので、12歳の時に事務所に入りました。
足立:
その後、お仕事はとんとん拍子で?
松島:
事務所に入った直後から、色々なお仕事をさせていただきましたが、当初からあまり緊張などはしませんでしたね。最初は先輩のモデルさんの見様見真似でしたが、もともと服が好きだったこともあり、自然にポーズも取れるようになっていきました。バレエをやっていた影響が大きくて、モデルとしての姿勢や所作は、すべてバレエを通じて身につけたものです。こんなにもバレエをやっていたことが生きるとは思いませんでした。