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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

カンヌ特別生放送!澤本さんによる現地レポート

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今回は1年に一度の生放送! カンヌにいる澤本さんと中継を繋ぎ、今年のカンヌライオンズの模様を生レポートでお届けします。

※本記事は6月26日放映分の内容をダイジェスト収録したものです。

1年に一度の「カンヌ特別生放送」

中村:今回は生放送でお送りします。

権八:今日はなんと、メインパーソナリティがいないんです!1年以上、毎週この番組をやっていますが、生放送はこれが2回目ですね。

中村:緊張してますか?権八さん。今日朝日新聞神奈川版に出ているという噂ですが。

権八:始まったら若干緊張してきました(笑)。僕は神奈川県出身なんですけど、青春スクロールというコーナーがありまして、そこで高校時代を振り返るという記事です。高校時代のおバカなエビソードなどをいくつか。

中村:神奈川県の方、ぜひ見てみてください。さて、今日はなぜ生放送なのかと言いますと、今回は「カンヌ特別生放送」と題しまして、今は遠く離れたフランスのカンヌの地でカンヌ映画祭の後にカンヌ広告祭、改めカンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバル・・・。

権八:長いね(笑)。

中村:という長い名前の賞が行われています。そこに今日は澤本さんが行っています。

権八:昔はカンヌ広告祭と言っていたんですが、今はなんでしたっけ?

中村:正式名称はFestival of Creativityに変わったようですね。なので、広告に限らず、課題解決のためのアイデアやクリエイティビティ全般を評価するアワードに変わってきていると。でも、ベースはずっと昔から世界おもしろCM大賞とか、世界おもしろ広告大賞みたいなもので、「今年の1番を決めようぜ!」みたいな大変盛り上がる賞ですよね。

権八:そうですね。カンヌ映画祭というのはみなさんご存知だと思うんですけど、じつはカンヌ映画祭の後に行われるカンヌ広告祭のほうがフェスティバルの規模はでかいという噂もありますよね。

中村:最近はそうらしいですね。とにかく、めちゃくちゃ多くの日本人が行っていますね。そして、伝説によると、1カ月後ぐらいにカンヌアダルトビデオフェスティバルというのがあるらしいと。

権八:本当? そんな面白そうなものが。

中村:伝説でしか聞いたことないんですけど本当らしいですよ。ポルノフェスティバル。

権八:面白そうですね~(笑)。ちなみに、洋基くんもカンヌは何回か行っていますか?

中村:はい、若い頃に行かせていただいて、2004、2006、2008年くらいに3回行っています。カンヌの中にヤングカンヌという28歳以下の各国代表が現地でお題をもらって1日で広告をつくって帰ってこいみたいなのがあって。そのときに僕はよく行かせてもらっていました。

権八:おっ、それは賞を獲れたんですか?

中村:3回目にシルバーを獲りました。

権八:おー、すごい! さすがです。

中村:権八さんはカンヌには?

権八:今までに2回行ったことがあって、賞に応募していた頃もありましたね。僕が行ったのは2000年が初めてだったんですけど、当時はそこそこ評判のいいCMをつくったら、英語版もつくって、字幕をつけて応募するというのをやっていた時期がありました。でも、なかなか入賞できなかったですね。

中村:難しいですよね。僕らのときはインターネット広告が勃興してきたときだったので、割とそこだけは獲りやすかったんですよね。最近は噂によると、カンヌの部門が以前は5、6個ぐらいしかなかったのが今年は20個ぐらいあると。

権八:そうなんですよね。当時はフィルム部門とグラフィック部門。アウトドア部門ぐらいはあったのかな。数は少なかったんですけどね。それだけに競争率も高かったと思うけど、今や部門が20個あるという。だからといって獲りやすいわけじゃないですよ。なかなか獲れない狭き門です。

そんな中、なんと洋基くんはブロンズを受賞したんですよね?おめでとうございます(拍手)。タイトルは「Haruhi Hunting」。何部門ですか?

中村:ありがとうございます。モバイル部門ですね。「涼宮ハルヒの憂鬱」という有名なアニメのパチンコがあって、その広告プロモーションなんですが、日本中にMVのかけらをいっぱい隠したようなキャンペーンです。

権八:それをみんなが写メ撮ったものをつなぎあわせて1本のムービーに。なかなか手間のかかった仕事ですよね、あれは。

次ページ 「今年のカンヌは「女子」が強し?」へ続く