【前回コラム】「ヴィレヴァンの「棚作り」~ストーリーを売る、気分を売る」はこちら
ヴィレッジヴァンガードの関戸です。今回は買い物の本質について少し考えてみたいと思います。買い物ってなんだ??モノを買うこと?販売の視点から見たら、モノを売ること?消費財を扱う立場にあるのであれば、少し立ち止まって、たまには買い物とはなんぞやと改めて捉えなおしてみる機会を持つと、忘れていたことに気づくことがあるかもしれません。我々もモノを扱う小売店であるが故に目先のことばかりを考えてしまいがちですが、本質を忘れないように意識して行かなくてはなりません。そんな自責の念も踏まえて今日はそのお話を少々。
ヴィレヴァン、なんと寿司を売る
寿司。それは日本人が大好きな食べ物。意外となじみのある食べ物だ。だが、この寿司が雑貨になるとなぜだか面白いモノに感じるから不思議だ。しかも、雑貨業界において寿司グッズは、やたらとバラエティ豊富で、寿司の靴下、寿司のリュック、寿司のキャリーカート、寿司のミニカーに、寿司のTシャツ、寿司のクッションなんでも揃う。寿司、寿司、寿司のオンパレードである。これだけあるなら回転すしのベルトコンベアでも導入して寿司グッズを回転させてやろうかなとも思ったが、思いのほか高くて断念した。そんな中でも、丸い寿司桶に、12個寿司が並んでいる「寿司の掛け時計」なんかは、「ただいまの時刻、トロ時イカ分」とPOPを書いてやたら売った思い出がある。みんな使っているのかな。
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関戸康嗣(ヴィレッジヴァンガード 営業企画部リーダー)
関戸康嗣(ヴィレッジヴァンガード 営業企画部リーダー)
ヴィッジヴァンガード営業企画部リーダー。1999年ヴィレッジヴァンガード下北沢店に勢いで「入社したいんですけど」と言ってしまう。清貧の思想で薄給に耐えながらも、下北沢で文化発信の一端を担う。
その後「3カ月以内に売上改善できなければ閉店する予定だから」と言われながら横浜ワールドポーターズ店で店長デビュー。馬車馬のごとく働いて3カ月後には全国最下位の店舗を全国トップへ。ここでだいぶ寿命が縮まる。以後、仕事のブレーキが壊れたまま、下北沢店店長、自由が丘店店長をはじめ、主要首都圏店舗の店長を歴任する。
2006年から首都圏のエリアマネージャー、2011年震災後、東北エリアマネージャー。現在、本部にて、ヴィレッジヴァンガードのノウハウをまとめるプロジェクトのリーダー。最近では、他社の企業内研修やイベントでのPOPライティングセミナーの講師も務める。
ウェブサイト http://www.village-v.co.jp
Twitter https://twitter.com/vgvd
Facebook https://www.facebook.com/VillageVanguardOnline
関戸康嗣(ヴィレッジヴァンガード 営業企画部リーダー)
ヴィッジヴァンガード営業企画部リーダー。1999年ヴィレッジヴァンガード下北沢店に勢いで「入社したいんですけど」と言ってしまう。清貧の思想で薄給に耐えながらも、下北沢で文化発信の一端を担う。
その後「3カ月以内に売上改善できなければ閉店する予定だから」と言われながら横浜ワールドポーターズ店で店長デビュー。馬車馬のごとく働いて3カ月後には全国最下位の店舗を全国トップへ。ここでだいぶ寿命が縮まる。以後、仕事のブレーキが壊れたまま、下北沢店店長、自由が丘店店長をはじめ、主要首都圏店舗の店長を歴任する。
2006年から首都圏のエリアマネージャー、2011年震災後、東北エリアマネージャー。現在、本部にて、ヴィレッジヴァンガードのノウハウをまとめるプロジェクトのリーダー。最近では、他社の企業内研修やイベントでのPOPライティングセミナーの講師も務める。
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