【前回のコラム】「ノウハウだけを求めると結局は損をする、「講義」や「課題」はきっかけに過ぎない」はこちら
仕事と恋愛は片方の想いだけでは成立しない
目標が明確で、編集・ライター養成講座の活用目的がはっきり決まっているなら、それへ向けて着実に進んでいくだけです。でも、着地点が不明瞭で、不安な気持ちの人も多いはず。
アホな私にお仕事をくださるのは、宣伝会議で知り合った同期や先輩、講師の方々と、そこから派生した人間関係が多いです。が、私は「仕事をください」と言ったことがありません。
背伸びした自分を売り込んだって、意味がない。自分がダメでアホなことを、もう隠さない。そう決めた私は、アルバイトも、今まで細々と受けてきたライターのお仕事までも、いったん全部止めてしまいました。そして毎日、好きなことをやって遊びほうけている姿をFaceBookでアホみたいにアップしていました。それを見て心配してくれたのか、「こいつ、暇そうだからちょうどいい」と思ってくれたのか、いろんな方が急にお仕事をくださるようになったんですよね。貯金が尽きるまで遊ぶ予定だったのに、計画が狂って忙しくなってしまいました。
写真撮影やイラスト、編集作業など、自分にできないことを頼める仲間が増えたことも、仕事が増えた要因かもしれません。コピーライター養成講座で知り合ったカメラマン、石塚くんのおかげで、プロの写真が必要な紙媒体のお仕事が請けられるようになりました。