——なるほど。確かにスマートフォンはあくまで個のデバイスですが、テレビは複数の人が同時視聴のデバイスですので、生まれてくる価値も別にありそうですね。では、こういったスマートテレビの時代に、番組やCMといったコンテンツの送り手側の意識は、どうあるべきだと思いますか?朴:
テレビを舞台にプロフェッショナルなものづくりを続けてきたみなさんに、こうあるべきという意見を言える立場ではありませんが、個人的にチャレンジしてみたいクリエイティブ領域は、「生」「ライブ」です。「今」「リアルタイム」といってもいいかもしれません。数千万の人々が同時に同じものを視聴できることに、誰もが知っているパブリックなトピックを生み出せることに、テレビというメディア、デバイスの強みがあると思うので、その特長をさらに増幅するようなチャレンジをしてみたいです。