コラム

宣伝会議賞の受賞者っぽくない 妙な二人の追憶コラム

宣伝会議賞の失敗と成功のあいだ 〜つまらないものも出す〜

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宣伝会議賞 挑戦期間の9月から11月。この2カ月を、前回グランプリの田辺ひゃくいちさんと、第51回宣伝会議賞 CMゴールドの合田陽太郎さんにそれぞれ振り返ってもらう。
今回は合田さんの9月28日~10月14日を追憶。合田さんは、「自らがつまらない、くだらないと思うコピー」でも積極的に応募することを薦めているようです。

こんにちは。タイガータイガークリエイティブの合田 陽太郎です。

「僕は世界一面白い」。小学生の頃、そう思っていました。「おなら」と言えば、みんな大爆笑。授業中に「ぷ〜」と擬音を出すだけで、涙を流して笑ってくれる子だっていました。でも、成長するにつれ、みんなは「おなら」という言葉では笑わなくなりました。
…さて、今でも「おなら」と聞くと吹き出してしまうほどお笑いIQの低い僕ですが、少しだけIQが高く見えるのではないかと、グラフを作ってみました。

僕が宣伝会議賞へ応募した数の推移です。受賞した年は例年よりもたくさん出しているのが、おわかりいただけます。つまり、たくさん出せばいいんだね、と聞こえてきそうですが、そうではありません。前回のひゃくいちさんの記事にもあったとおり、コピーを多く応募することがMUSTではありません。

自分の限界を超える

これは、受賞することができた「ECC」の課題で、初期に書いていたコピーです。

おならは世界共通語。

プーは破擦音、ブーは摩擦音。

…という感じに、放っておくとすぐおなら系のことを書いてしまうのです。でも、何本もおならのことは書けません。

あの外国人は、トイレを探していたのか。

ガス漏れしてるは英語でなんて言えばいいの。

…少しおならに近いですが、少し共感できそうな感じがします。そして、英語は困った外国人を救えるツールなんだ、という気づきもあるわけです。

あなたの英語で救う。

英語が話せると思ってない?

この辺でCMゴールドを受賞した切り口である、「英語をなんとなくわかったような気になっている」が見つかったみたいです。たくさん書くと、自然と自分の好きな「おなら」以外のアイデアも考えるようになるのです。

だって、宣伝会議賞は自由なんです。

特に、僕のように世間とあまりうまくやって行けてない人は、たくさん応募することをおすすめします。宣伝会議賞なら、どんなにダメな案を出しても怒る人はいないし、バカにする人もいませんからね。自分の可能性を広げられるだけ広げてください。
もし、つまらないと思っていた案が一次や二次を通過したら、世の中と自分の差を知るいい機会。僕は、アイデアの考え方・切り口をたくさん書くことで、学べたような気がします。

もう、残すところも二週間。2013年の僕同様、みなさんも、そろそろ尻に火がつき始めたのではないでしょうか。

【合田さん:10月14日現在、コピー本数487本】

【次回の追憶!】
田辺さんの10月5日~10月19日。

「200本書いて、しばらく放置」
「最後に20本まで絞る」

次回の公開は10月19日(月)。田辺さん、いよいよ大詰めに入ります。

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