——デジタルの人こそ、理屈を超えた何かの大きな力を感じると、畏敬の念をいだくのかもしれません。
そうやって、最初は傍流としてスタートしたデジタル広告も、徐々に業務が拡大していくことになるわけですね。
ところで、杉山さんは、2002年 東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)の創立にも関わられていますよね。そのあたりのお話も、伺わせていただけますか?杉山:
あるとき、ACCの坂田さん(耕氏・元ACC理事長)に呼ばれて、とにかくデジタルクリエイティブに関する賞(アワード)を作ってほしい、と。「恒ちゃん以外に、やれる人いないんだから。」って言われて、そりゃ、尊敬する先輩から言われたら、もうやるしかないですよね。そこから、東京インタラクティブ・アド・アワードが生まれるんです。