箭内道彦×並河進「『社会のために」は、ブームじゃないぜ!社会×仕事×自分の関係の結びかた』【後編】

自分が本当に感じている気持ちを広告に注げばいい

並河:

僕は震災以降、広告は本当のことをどれだけ伝えられるのか、ずっと考え続けてきました。2012年に対談で初めて箭内さんにお会いした時、箭内さんは樹木希林さんと内田裕也さん出演のゼクシィのCMをやられていて、自分は結婚はしていないけど、自分なりの答えを探すということが本当のことを伝えることなんだと話してくれた。僕は本当のことを伝えるのはすごく難しい、でも本当に何かをすることだったらできると思っていて、だから企業が何か行動を起こすプロジェクトを立てているんです。ゼクシィのCMは、企業のメッセージでもあるけれど、自分が本当に思っていることでもある、という風になっていて、そこがすごくいいと思うんです。

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