電力小売り自由化目前—東京ガスが語る「ブランド」を育む広告の重要性

電力小売り自由化で、広告の役割はどう変わる?

「家族の絆」シリーズの広告効果を、「ばあちゃんの料理」篇の月例のCM好感度のデータを元に見てみたいと思います。一般的にCMは、オンエア開始直後に放送回数が大きく伸びるとともに好感度も上がり、一年ほど経った頃には忘れ去られてしまう…というのがよくあるパターンだと思います。しかし、「ばあちゃんの料理」篇は、放映は週一度ですから、放送回数は月4〜5回と一定のまま、時間の経過とともに好感度の値が少しずつ伸びていき、最大値を記録した放送開始後13ヵ月目のことでした。CMが1年以上見続けても飽きない内容だったことに加え、SNSなどを通してじわじわと拡散され、好感が上がっていったのだと推測できます。

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