【前回記事】「テレビのおばさん化がもたらしたテレビ局の深刻な状況を心の底から訴えたい件」はこちら
今後の視聴率の方向性が見えた!
前回の記事「テレビのおばさん化を訴える」
が妙にバズって、ひょっとして誰かから怒られたり怒鳴り込まれたりしたらどうしようと少しビクビクしていたのですが。むしろ、テレビ局のけっこうえらい人が「世帯視聴率でやってると番組がF3に向くのは当然だ」と、記事と同じようなことをある場で言っていたので、そりゃそうだ、テレビ局の人のほうがひしひし感じていることだよなと安心しました。
それで油断して、
アドタイの徳力さんの連載記事
を気楽な気持ちで読んでいたら、突然「おばさん化」の記事が出てきて、授業中にぼーっとしてたらいきなり先生に指されてしどろもどろになった気分になりました。徳力さんも読んでいるとなると、うかつなことは書けません。そこで今回は前回の続きを、緊張感を保ちながら書いてみたいと思います。
実は前回の原稿掲載から一カ月の間に、テレビにとって重要なイベントが行われました。しかも2つ。11月18〜20日のInterBEEと、12月8〜9日のVR Forum2015です。
先に後者の話からしますが、VR Forumとはビデオリサーチ社が3年ぶりに開催した大きな催しで、同社の最新の取組みを紹介したり、業界の最前線の方々によるパネルディスカッションが行われたり。多彩な企画が続く中、もっとも重要だったのが「これからの視聴測定」の発表でした。
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境 治(コピーライター/メディアコンサルタント)
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
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