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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

グランジがラジオCMを制作したら、22本中10本が採用された!(ゲスト:遠山大輔さん、五明拓弥さん)【後編】

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今後、CMプランナーのライバルはお笑い芸人になる?

澤本:これだけじゃなくて2人とも3本と7本だっけ。

中村:そうですね。お2人合わせて合計10本。

権八:すげーな、それ。全部聞きたいね。

澤本:東京ガスのホームページいくと聞けるんですって。ちゃんとオチがついてるのもあるから。

遠山:やっぱりオチないのよくないんですか(笑)?

権八:いやいや違う。そういう意味じゃない。

遠山:確かにありますね。僕も一発オチみたいなやつもありますし。40秒の中で。それまで真面目にやってみたいな。五明のはずっとオチみたいなやつとかも。

五明:ずっと一言ネタみたいなことだったり。クリスマスのやつとか。

澤本:クリスマスのやつが面白くてさ。どういうのでしたっけ?

五明:サンタクロースがおもちゃを配る前に社訓を言うという。

澤本:すごく面白いの。

五明:僕も気になっちゃって、普段ツイッターとかでエゴサーチしないんですけど、クリスマスのとき「東京ガス CM」とか。

一同:

五明:結構しちゃって。

権八:やってみて、どうでした?

五明:何件か面白いと言ってくれる人がいて。ちょっと我慢できなくなって、リツイートしちゃいました。

中村:今年のACC賞のラジオ部門には出品しましょう。

澤本:出品ですよね、とりあえず。

遠山:出品するとどうなるんですか?

澤本:え、自分で審査するんだよ。

五明:うーわ、ずるっ。

権八:だけど、自分の票は入れられない。

遠山:いやいや、ヤバイよ。そうそうたるクリエイターのみなさんの前で聞かれるわけだよ。しかも、票が入ってないのも目の当たりにするわけだから。

五明:公開処刑だ。

一同:

澤本:またやろうと言ったらやります?

遠山・五明:やらせてください!

澤本:やりましょうよ。僕ら広告の人は結構閉じこもっちゃうんで、みなさんが荒らしてくれるというと変ですけど、入ってきて、新しい風を入れてくれると、広告業界の若い人達も「ラジオいいんじゃないか」と思うわけですよ。「お笑いの人が参入してきたぞ、いいじゃないか」と。面白いものができてくると、こっちも燃えるので、みんなが入ってきて、そこで何か物事を起こしてくれるといいんですよ。

遠山:ありがとうございます。

澤本:僕的にはグランジさんだけじゃなくて、いろいろな芸人さんにも参加してもらえたら参加してほしい。作家さんなど、いろいろな業種の人がつくるとそれぞれのラジオができて、ラジオCM自体が盛り上がるかなと思っているので。一応、ラジオCMの審査委員長としては盛り上がってくれると楽しいなと。またやっていただければと思います。

遠山:ぜひお願いします。

五明:芸人は僕らだけでお願いします。

一同:

権八:僕は、プランナーや広告業界の人に今日の放送をぜひ聞いてほしいと思いました。プレゼンの仕方1つとっても、ちゃんと楽しませようとする、ちゃんと役になりきって読む、そういうのが1つひとつ刺激になりますよね。

澤本:そうそう。

中村:プレゼンは正直何枚も上手ですね。

澤本:全部全力でやってるから、よくても悪くても気持ちいいよね。

権八:僕らが若い頃は広告の仕事が実はそれこそお笑いやそういうところと近しい場所にあるんだ、ということを意識してましたよね。

澤本:してました。ライバルはそっちだと。

権八:改めて、自分らが関わってる広告の仕事はエンターテインメントというか、人を喜ばせたり、笑わせたりする、お笑いの仕事にかなり近いと気付いてもらえたらいいですね。

澤本:ライバルが実はグランジだったりするんだよね。その感じが楽しいなと。

五明:じゃあ今度一緒にコントライブやります?

一同:

澤本:それこそ、みなさんがプレゼンした以上に僕は死にそうになりますよ(笑)。

中村:お2人の今後の予定は?

遠山:毎月、ライブをやってます。東京の神保町花月というところで、それこそ新ネタを1本か2本必ずそこでおろしてるんですけど。

五明:神保町花月と打てばたぶん出てくると思います。

遠山:あと幕張のイオンモールに吉本の劇場がありまして、そこで僕ら専属と言いますか、週に3,4回ぐらい出させてもらっていて。

権八:そんなに?

遠山:イオンモールとかそちらのほうに遊びに来た際には、とにかく明るい安村とか、ピスタチオとか、若手で人気がある芸人もたくさん出ているので、よろしければお越しください。

中村:残念ながらお時間です。みなさんの質問やお便り、何でも構いませんのでドシドシくださいませ。メールアドレスはsuguowa@tfm.co.jp。また、「すぐおわ」Facebookページにコメントを書いていただいたものもお便りとみなして、どんどん読んでいきます!

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構成・文 廣田喜昭