10代で起業して良かったことは、特にない (ハヤカワ五味さん)

【前回】職種や表現を横断する生き方(ネゴシックス&田中光)はこちら

2015年12月31日で面白法人カヤックを退職し、株式会社コピーライターを設立した長谷川哲士が、「若手クリエイターが独立するときに大切なこと」を、同業種や異業種の先輩たちにたずねて回る!今、コピーライター、クリエイターとして独立するメリットや難しさとは?

今回のゲストについて

ハヤカワさんは、弱冠18歳でランジェリーブランド「feast by GOMI HAYAKAWA」を立ち上げ、その後会社を設立しました。高校生の頃からメディアに注目されていた彼女。起業すれば“10代の起業家”として騒がれてしまうことは分かっていたはず。それでも10代のうちに起業することを選んだのは、なぜだったのか。その理由を率直に語ってくれました。

ハヤカワ五味(はやかわ・ごみ)
1995年、東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科2年在学中。高校時代から創作活動を始め、大学生になって立ち上げた胸の小さな女性のためのランジェリーブランド「feast by GOMI HAYAKAWA」は「品乳ブラ」として一躍有名に。2015年に株式会社ウツワを興し、代表取締役に就任。同年5月にラフォーレにてポップアップ出展。泰文堂から6月にランジェリー付きムック本『feast CollectionBook 2015 Summer』を発売。

ネットで有名でも、それだけでは通用しない

長谷川:

ハヤカワさんは、僕が勤めていたカヤックにインターン的に週1で通って、ブレストに参加したりしているんですよね。カヤックでは僕が先輩でしたが、独立に関しては

ハヤカワさんのほうが1年早い

ので、今日はアドバイスをいただきに来ました。

ハヤカワ:

はい、何でも聞いてください。

長谷川:

インタビューの依頼、結構多いんじゃないですか?

ハヤカワ:

依頼が多すぎるので、断っています。とくに、

「そんなに仲良くないのに仲が良い」体で来る依頼

は引き受けません。そういうのって、紹介した方もされた方も、イメージが悪くなって終わるので、やめたほうがいいと思います。自分が責任をとれない相手は紹介しないほうがいいな、というのが最近の学びですね。

長谷川:

ハヤカワさんは

2015年1月に会社をつくった

んですよね。どうして起業することにしたんですか?

ハヤカワ:別に起業したいとは思っていなかった

んです。個人事業主でもそんなに利益は変わらないし、会社を大きくすることや上場がゴールというわけでもないし。

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長谷川哲士(株式会社コピーライター代表)
長谷川哲士(株式会社コピーライター代表)

島根県出身でリクルートに入社し、フリーを経て面白法人カヤック コピー部へ。
2015年の頭に12月31日でカヤックを退職することを宣言して働く。平成27年7月7日に株式会社コピーライターを設立。ドメインはcopywriter.co.jpを取得。フォロワー13万人越えのTwitterアカウント「コピーライッター」の中の人。これまで書いたコピーは、「元カレが、サンタクロース。」(なんぼや)、「そうだテンガでいこう」(TENGA)、「面白法人カヤックの、いちばん面白いコンテンツは、仲間です。」(カヤック)など。

Twitter:@aseetsu
facebook:copy.writter

長谷川哲士(株式会社コピーライター代表)

島根県出身でリクルートに入社し、フリーを経て面白法人カヤック コピー部へ。
2015年の頭に12月31日でカヤックを退職することを宣言して働く。平成27年7月7日に株式会社コピーライターを設立。ドメインはcopywriter.co.jpを取得。フォロワー13万人越えのTwitterアカウント「コピーライッター」の中の人。これまで書いたコピーは、「元カレが、サンタクロース。」(なんぼや)、「そうだテンガでいこう」(TENGA)、「面白法人カヤックの、いちばん面白いコンテンツは、仲間です。」(カヤック)など。

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