石川善樹×ドミニク・チェン×水口哲也×山川宏×日塔史「人工知能は『アル』から『イル』へ。」【後編】

心を持つAIはありえるか?「感情」と「心」の関係とは

日塔:

もう少し深く、「心」の領域に話を進めていきます。この図は、人工知能を4象限にポジショニングしてみたものです。縦軸に、心や意識を持つ「強い AI」と持たない「弱い AI」を、横軸に「特化型」と「汎用型」をマッピングします。今は心を持たなくて目的が明確な「弱い特化型」のものしかないといわれていますが、ディープマインドの研究者やシンギュラリティを支持する方々は心があって、かつ目的も自分で見つけられるような「強い汎用型」を目指しているのでしょうか。そして、心のあるなしは定量化できるのでしょうか。…そもそも、心があるけど特化型とか、心はないけど汎用型のAIってあり得るんですか?

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 2862 / 4547 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

電通デザイントーク
電通デザイントーク
電通デザイントーク
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ