バズ動画は、TVCMの「代わり」なんですか?

TVCMとHERO動画(いわゆるバズ動画)は、同じ会話の中で登場することが多い気がします。例えば「TVCMほどの予算がないから、バズ動画をつくりたいんです」とか、「TVCMが若年層に響いてない気がするので、バズ動画で訴求したいんです」とか。お気づきだと思いますが、この会話の「、」部分には、たいてい「代わりに」というニュアンスが含まれていることが多いです。

でも、HERO動画(バズ動画)って、TVCMの「代わり」に相当するんでしょうか。

HERO動画はTVCMにとって代わるのか?

僕たちは、純粋な置き換えはできないと思っています。両者は、ターゲットに対する役割とか、アプローチ方法がちょっと異なると考えているからです。

初心に帰って、図解してみました。

もともと、企業(クライアント)が生活者とコミュニケーションを深めるためにつくる広告的コンテンツは、多かれ少なかれ、自社商品やサービスの知名度向上や購入・利用に結び付いてほしいと考えてつくるわけです。この気持ちが「100% ない」という企業の方には、まだ、お会いしたことがありません。

コミュニケーション目的のコンテンツによるターゲットアプローチの基本的な考え方

程度の差こそあれ、商品やサービスとの親和性の高い層をターゲットに設定し、そのターゲットと自社の関与度を高めていくことが、広告的コンテンツのミッションですよね。そして、この広告的コンテンツの代表選手がTVCMというわけです。

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眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)
眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)

オンライン動画を中心に、最適かつ先進的なコミュニケーションをプランニングから制作・PDCAまで担う専門チーム。クリエーティブ、PR、メディアを中心に各部門からデジタル領域の知見を持つスタッフがグループ横断で集結している。名前には、鬼ヤバい・鬼泣ける・鬼かわいいなど、オンライン上の動画を楽しむ世代が使用する「鬼」という言葉に着目し、鬼○○な動画を生み出すチームという意味を込めている。

眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)

オンライン動画を中心に、最適かつ先進的なコミュニケーションをプランニングから制作・PDCAまで担う専門チーム。クリエーティブ、PR、メディアを中心に各部門からデジタル領域の知見を持つスタッフがグループ横断で集結している。名前には、鬼ヤバい・鬼泣ける・鬼かわいいなど、オンライン上の動画を楽しむ世代が使用する「鬼」という言葉に着目し、鬼○○な動画を生み出すチームという意味を込めている。

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