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ダイバーシティ戦略の今がわかる!『ダイバーシティとマーケティング -LGBTの事例から理解する新しい企業戦略-』発売!

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ダイバーシティとマーケティング-LGBTの事例から理解する新しい企業戦略-
宣伝会議刊(2017年3月1日より全国書店・ネット書店にて発売)

企業の経営課題として「ダイバーシティ」という言葉が良く出てきます。社会的責任、CSR、といった言葉と合わせて語られることが多く、ほとんどの場合、対応しなければならない、考慮しなければならない、配慮しなければならない、といった「負わなければならない責任」として語られています。また逆に、近年、社会的にもLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)へ注目が集まり、その消費行動の分析から、「いま企業が狙うべき消費者ターゲット」として、語られることも増えてきました。

しかし、実際はそう簡単にいかないのが「ダイバーシティ」への取り組みです。しっかりと事業の収益に貢献するような多様性戦略でないと長続きしませんし、LGBTだって大部分は普通の消費者と変わらないでしょう。言葉や一部の情報が氾濫して、なんとなく取り組まなければならない社会課題のようだけど、実際はよくわからない、というのがダイバーシティ戦略のおかれている状況ではないでしょうか。

本書は、LGBTの当事者や企業戦略担当など、ダイバーシティの現場にいる人への取材を通して、「イノベーションにつながるダイバーシティ戦略」や「性的マイノリティの視点」を取り込むことで生まれる新しい企業戦略、マーケティングについてまとめた書籍です。ダイバーシティ経営の実践こそが、企業価値を向上させる本当のマーケティングになっていく時代の1冊です。

【目次】
はじめに ドラッカーで考えるマーケティングの基本と本質
第1章 ダイバーシティとはなにか
第2章 性的マイノリティ差別の背景と転換点
第3章 市民・政治の両面で進む性的マイノリティ支援の動き
第4章 LGBTマーケティング1 ~LGBT当人を顧客に想定するケース
第5章 LGBTマーケティング2 ~LGBTを社会運動のテーマとするケース
第6章 性的マイノリティとイノベーション経営
第7章 当事者から見たダイバーシティ・マーケティング参入の注意点
第8章 LGBT視点のマーケティング事例
第9章 改めて考える「ダイバーシティに企業やビジネスはどう向き合うか?」

<著者>

四元正弘(よつもと・まさひろ)
四元マーケティングデザイン研究室代表
元・電通総研・研究主席

1960年神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。サントリーでワイン・プラント設計に従事したのちに、87年に電通総研に転籍。のちに電通に転籍。メディアビジネスの調査研究やコンサルティング、消費者心理分析に従事する傍らで筑波大学大学院客員准教授も兼任。2013年3月に電通を退職し独立、現在は四元マーケティングデザイン研究室代表を務め、21あおもり産業総合支援センターコーディネーターも兼職する。主たる専門領域である消費者心理・動向分析では日本の第一人者としてその分析には定評があり、このテーマでの企業研修や講演多数。

 

千羽ひとみ(せんば・ひとみ)
フリーランス・エディター/ライター

神奈川県生まれ。広告制作会社でPR誌制作に従事したのち、数社を経て独立、フリーランスのエディター兼ライターに。月・週刊誌での現代日本と女性が抱える諸問題のルポルタージュから、経済、社会、料理関連本の編集執筆など、幅広い分野で活躍。特に人物取材とその人間性にまで踏み込んだ描写には定評があり、著名人自伝ならび著書のライティングも多数。本書では企画立案ならびに7章と8章を担当。

 


ダイバーシティとマーケティング-LGBTの事例から理解する新しい企業戦略-
宣伝会議刊(2017年3月1日より全国書店・ネット書店にて発売)

『ダイバーシティとマーケティング-LGBTの事例から理解する新しい企業戦略-』
四元正弘/千羽ひとみ・著
四六版、240ページ ISBN:978-4-88335-390-3
定価:本体1,500円+税
>>購入ページはこちら(Amazon)