「頭の良さそうなマーケター」になるための5つの方法

TEDの有名なプレゼンの一つに、ウィル・スティーヴン氏の「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」があります。

スティーヴン氏は、実は何も意味のあることを言っていないにも関わらず、立派にTEDらしいスピーチができることを示したのです。これは何もTED自体を批判しているわけではありません。

彼が何も意味のあることを言っていないことで、聴衆に明確に示したのは典型的なTEDスピーチにおける「形式」でした。

この形式の提示という意味では、プレゼンに成功しているのです。これは別の言葉では、「テンプレート」「構成」「フォーマット」「フレーム」などと言い換えても構いません。

これがTEDの様々な内容のプレゼンに一貫したものであり、それは目には見えないが、明らかに一流のTEDのプレゼンテーションに共通しています。逆に言えば、それを守っている限り、内容に関係なく「頭の良さそうなスピーチ」として、聴衆が楽しめるものになるという真理を示しています。

マーケターの皆さんは、この彼の視点に対してどんな感想を持つでしょうか?

わたしが皆さんに示したいのは、頭が良さそうに見えることとは、多くの場合、その本質的な形式を上手に把握していること自体が、「インテリジェンス=頭の良さ」であるということです。

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鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

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