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個人について知らなくても集団の動きは予測できる パーコレーション理論がデータ利活...
「個々の人間は解けない謎だが、人間全体は数学的な確かさを持つ。」(コナン・ドイル著『四つの署名』1890年)と言ったのは探偵のシャーロック・ホームズですが、19世紀の末にすでに、マクロ的な視点での人間...
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なぜ日本企業は累計3000億ドル以上、「スタチン」の売上を得られなかったのか? ...
前回のコラムで「失敗」について解説しました。そこでは失敗をもとに学べるか否かは、国ごとの文化的な違いが反映することを指摘しました。つまりは失敗が許しがたい間違いとして捉えられてしまうかどうかは、その地...
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日本企業からイノベーションが生まれないのは、「失敗が足りない」から?
現在、アップルやグーグルのようなテクノロジー企業の業績が良いことは周知の事実です。近年のジャーナリズムでは、これらのグローバル企業が米国のシリコンバレー発であるためか、自然とビジネスの成功の要因の多く...
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「ノイズ」を避けるために、マーケターが持つべき「統計的思考」と「判断の構造化」
前回のコラムでダニエル・カーネマン、キャス・R・サンスティーン、オリヴィエ・シボニーの共著である『ノイズ』について紹介し、マーケティングの現場でもこ人間の臨床的判断に基づく限り、ここに紛れ込んでくるバ...
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マーケターが知るべき人間の判断にまつわる「ノイズ」と「無知」
©123RF 人間の判断に自然と入り込んでいる「ノイズ」と「無知」 この20年間でデジタルマーケティングが主導してきたアプローチのなかで、「顧客に関するデータをなるべく多く集めて、顧客一人一人について...
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ヴァージル・アブロー風“デジタルの現実をここに”-CES2022に新たな解釈
新型コロナウイルスが様々な点で世界を変えてしまってから、すでに2年が経ちました。 今回が2022年、私のコラムの最初の記事です。通常であれば年の初めは新しい年の幕開けと同時に、その年の行く末を議論す...
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なぜ、シニアよりミレニアルが重視されるのか?-メディアと所得の年齢別「格差」
元エージェンシーの経営者でもある米国のボブ・ホフマンは辛口の業界批判で有名だが、著書である『疑い深い人のための広告(Advertising for Skeptics, 2020年刊)』において、米国の...
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ヒットや流行の「感染(バイラル)」は、科学的に解明できるか?
インターネット、そしてソーシャルメディアが世の中に広まってから、これまで以上に関心が集まるようになったことのひとつに、ヒットや流行がどのように広まり、そして人気を獲得するのか、という仕組みがあります。
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日本はブランドが本当に未熟で市場が特殊なのか? 日本語と日本文化から考える
前回のコラム「日本のブランドロゴにAppleのようなシンボルがないのは、なぜか?」では、なぜ日本企業のブランドロゴには文字を使ったものが多いのかを考えました。
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日本のブランドロゴにAppleのようなシンボルがないのは、なぜか?
以前、ブランドデザインの専門家がブログで書いていた記事で、ブランドロゴの国際比較がありました。Appleのようなグローバルテクノロジー企業を念頭におき、またインターネットを通して調査したと思われるその...
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人事が押さえておくべき人的資本経営の最新動向
【6月16日(木)14:00 オンライン開催/参加無料】経営×人材マネジメント研究の第一人者が、先進企業事例や資本市場・労働市場の動向、その背景にある産業構造の変革なども含め、人的資本経営の最新動向に...
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【無料体験講座】本質的な価値を「言語化」する能力とは?
マーケティング活動において、生活者の意識の変化がもたらす影響は日々大きくなっております。商品やサービスの機能価値だけでなく、ブランドの本質的な価値を伝えることが求められています。そこで宣伝会議では、本...
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【6月1日開催】ANA X,NEC,LIFULLなどが登壇するオンラインイベント...
第6回目となる本年は「THE ULTIMATE CX EVENT」と題し、最高のCX実現に向け、ユーザー企業様や、パートナー企業様より最新のCX戦略とそのベストプラクティスを共有していただきます。