販促コンペ・企業のオリエン紹介「ラベルライター『P-touch』の認知度を高めるアイデアを」

【前回の記事】「販促コンペ・企業のオリエン紹介「まちエネにスイッチしたくなる、ピカッと光るアイデアを募集」」はこちら第9回販促コンペ・協賛企業オリエン抜粋篇

6月6日まで企画募集中の「第9回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。よりくわしい内容をお伝えしていきます。

第四弾は、ブラザー工業。テーマはラベルライター「P-touch」です。欧米や中国ではトップクラスのシェアを誇りますが、日本市場では…。認知度を高め、もっと仕事や店舗で使ってもらえるようなアイデアを募集しています(第9回販促コンペの特設サイトはこちら

[トピックス一覧]

    1ページ目

  • ・ブラザー工業について 事業と製品
  • ・ブラザー工業のラベルライターについて
  • 2ページ目

  • ・課題背景/ラベルライターの現況
  • 3ページ目

  • ・「P-touch」の分析と考えるヒント

ブラザー工業について 事業と製品

ラベルライター「ピータッチ(P-touch)」の製品デザインを担当する岩井信之と申します。入社以来、モノをつくることに携わってきました。しかし、モノをつくるだけでは不十分です。商品の魅力をしっかりお客さまに伝えていかなければ売れないと考えました。

これまでの取り組みを振り返ってみると、「まだまだやれることがある」、そのように感じ、「第9回販促コンペ」に参加したという経緯です。

当社、ブラザー工業には、大きく5つの事業があります。そのうち6割強を占めるのがP&S事業で、プリンティング(P)とソリューション(S)になります。

P&S事業では、いわゆるプリンター、カラーレーザー複合機やインクジェットプリンターから、今回のオリエンテーションの主眼製品である、ラベルライターも含みます。

ほかに、当社の原点であるミシンを扱うP&H事業や、工作機械などのマシナリー事業、通信カラオケ「JOY SOUND」を扱うネットワーク・アンド・コンテンツ事業、最後に産業分野のドミノ事業があります。

ブラザー工業のラベルライターについて

さて、ラベルライターについて、ご説明したいと思います。一般的なラベルライターは、キーボードと液晶画面を備え、印字するベースとなる粘着テープと、インクリボンによる熱転写の仕組みで構成されます。粘着テープの色や素材もさまざまあり、つや消しのものやリボンにも印刷できます。インクの色も同様に種類があります。

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