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「P-touch」の分析と考えるヒント
「P-touch」の強みのひとつは、ラベルの構造です。他社のラベルライターは、インクリボンに熱をかけて粘着剤のあるテープに文字を転写して終わりですが、「P-touch」はテープに文字を転写するだけでなく、さらにその上から透明のラミネートフィルムでカバーします。つまり、印字面が保護されているので水や汚れに対してとても強いラベルです。
また当社は、過去にタイプライターを製造しておりました。そのため、自社でフォント(書体)を開発しています。この流れを汲み、ラベルライターの熱転写に最適な書体を用意しています。何も配慮のない文字を転写すると、文字によってはかすれることがありますが、「P-touch」は、文字がキレイで判読性が高いという強みがあります。
3つめは、用途に合わせた機能・性能を備えた製品を用意していることです。「P-touch」のエントリーモデルは、とてもコンパクトで、かんたんに入力できるキー配列になっています。一方、仕事用ではカラーの液晶画面を搭載したモデルもあります。たとえば、ラベルライターにはよくある「打ち出したラベルの色が想像と違っていた」というミス。当該モデルならカラーセンサーを活用した、リアルプレビュー(印刷再現)機能で、印刷前に確認できますので、ラベルテープのムダを防げます。
さらに昨年、スマートフォンと連携する機種「P-TOUCH CUBE」を発売しました。専用アプリをインストールしたスマホと接続し、入力はスマホで、ラベルライター側は出力に特化した製品です。アプリは無料ですので、ぜひ見ていただけると、その魅力をご理解いただけるかと思います。
こういったチャレンジで、「P-TOUCH CUBE」は家庭用として一定の評価をいただけるようになりました。しかし、仕事用ではシェアは低いままです。オフィスや店鋪でP-touchを選んでもらえる企画を募集しています。ぜひ皆さまからすばらしいアイデアをいただければ幸いです。
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