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SDGsの達成を「カルネコ・モデル」や「EVI」で 目指す

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「道の駅ネットワーク」で CO2削減や地域活性化

地球温暖化対策では、世界の気温上昇を 2 ℃未満とする目標に向けて、全世界が本気で取り組んでいます。日本や日本企業も本気でやる必要がありますが、環境問題以外にも様々な課題があるのが実状です。このような中でSDGSは、多様な課題への取り組みを 1つにまとめようとする素晴らしいものだと感じます。

私たちのEVIは、「気候変動に具体的な対策を」というSDGsの 13番目の目標に該当します。他にも、海や陸の豊かさに関する 14、15番目の目標や「平和と公正をすべての人に」という 16番目の目標にも関係します。私たちはEVIを通じて、都市だけでなく地方や森林にも目を向けようとしているからです。

さらに、EVIでは「自然でんき」を提供するソフトバンクとも提携しており、これはエネルギーに関する7番目の目標に関係します。このほかカルネコのビジネス・モデルはイノベーションで、9番目の目標に該当するなど、私たちの活動はSDGsの様々な目標と関わっています。

地方創生への取り組みでは現在、「道の駅ネットワーク構想」も始動しています。2016年 4 月に鳥取県日南町でオープンした「道の駅 にちなん日野川の郷」は、日本初のカーボン・オフセット道の駅となりました。私たちはその立ち上げに関わりましたが、その際、冬場は地元の野菜や果物がほとんど出品されず、客数が激減すると知りました。

全国には約1100の道の駅がありますが、約半分が赤字だと聞きます。このため、道の駅のネットワークを作って各地の一押しの商品を交換すれば冬場も珍しい商品が店頭に並び、地元の人たちも多く訪れ、売上を伸ばせるのではないかと思いました。

現在は、そのネットワークづくりに着手しています。あわせて、カーボン・オフセットでCO2排出がゼロになる道の駅も広げていきたいと考えています。カルネコではこれらの取り組みを通じ、多くの方々との パートナーシップの下、SDGsの達成を目指していきます。