【5】データ・ホリゾンタリティに一定の成果
WPPのCEO マーティン・ソレル氏が提唱してきた「データ・ホリゾンタリティ」戦略が成果を出しつつある。データ・ホリゾンタリティとは、世界のWPPグループ企業約400社が持つデータ資産、クライアントの持つデータ、さらに提携するFacebookやSpotifyなどサードパーティーデータを水平統合して、広告の企画・配信などに利用しようというもの。WPPのシェアが低い日本の広告界ではなかなか聞こえてこないキーワードだが、グローバルでは大きな注目を集めている。