「ビジネス英語は、ハリウッド俳優になりきれ!」グローバルな時代におけるマーケティングキャリアの考え方【音部大輔×松浦良高】

マーケティング英語の教科書~完璧ではなくても、仕事で自信を持てる英語』の出版を記念して、著者の松浦良高氏と、P&G、ダノン、ユニリーバなどの外資系企業でのキャリアを経て、現在は自身で設立したクー・マーケティング・カンパニーの代表を務めている音部大輔氏が対談を行いました。
「英語ができなければ打席にすら立てない……」そんな時代になりつつある今、実務の傍ら英語を学んできた2人から、日本人が自信を持って英語を話せるようになるまでの道筋を聞きました。

音部大輔氏(左)、松浦良高氏(右)

英語を話しているときの自分は別の人格

松浦:

みなさん、こんばんは。今日は、『マーケティング英語の教科書~完璧ではなくても、仕事で自信を持てる英語』の出版記念セミナーということで、ゲストに音部大輔さんをお招きし、「グローバルな時代における、マーケティングキャリアの考え方」というテーマでお話しをさせていただきます。

早速ですが、音部さんはこの本の内容をどう受け取られましたか?

音部:

この本でいいなと思ったのは、「世界の共通語は下手な英語である」というところ。これは本当にそうで、グローバルな場で求められているのは必ずしも上手な英語ではない、というのはビジネスで英語を使った経験のある方ならみんな共感するはず。

松浦:

ありがとうございます。この本では、我々非ネイティブが目指すべきなのはNative SpeakerではなくConfident Speaker、すなわち、「(完璧ではなくても)自信を持って英語を話せるようになること」だと言っています。自信を持って英語を話すために、音部さんが意識していることはありますか?

音部:

その役になりきることですね。言ってしまえば、

英語を話しているときの自分は別人格だと思うようにしてます

。もちろん実際には同じ自分なんですけど、As if(かのように)で。お芝居として

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