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「ビジネス英語は、ハリウッド俳優になりきれ!」グローバルな時代におけるマーケティングキャリアの考え方【音部大輔×松浦良高】

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音部流英語学習法は、移動中のつぶやきトレーニング

松浦:音部さんは単語を覚えたりするのに、どのような勉強をされました?

音部:私も松浦さんと同じく、仕事をしながら英語を覚えていったので、すき間の時間を活用しました。具体的には、電車での移動時間とかですね。ここまでは普通だと思うんですけど、私の場合、電車の窓に映った景色とかを全部英語でブツブツつぶやいていました。「学校があって、校庭で子供たちがサッカーしいて…」と、全部英語で即座に言えるように。そうすると、言えない単語や表現が出てきます。でも、そこで辞書を引かずに放置します。何度か言えない単語が出てくると、自分が英語で言えないことを覚えます。いずれその表現が会議や映画などに出てきたときに、1発で覚えられます。毎回辞書を引く精神力があればそうすればいいのですが、これだとずぼらでも続けられます。

あとは、いまだったらスマホや電子書籍があるでしょ。あれを使わない手はないよね。それこそ通勤時間とかの片手間で読めるし、調べた回数とかもわかるから、何を重点的に覚えればいいのかがわかる。何より、洋書を読みきったというのは自信にもつながります。

松浦:この本でも、スマホのアプリはたくさん紹介しています。ポッドキャストなら電車の移動中でも聞けるし、英語でニュースを配信しているサイトもごまんとあります。空いた時間で、飽きないようにいろいろなサービスを使いながら勉強できる、良い時代になったと思います。
最後に、これから英語を学んでいく方に、何かアドバイスをお願いします。

音部:私も全然ペラペラではないし、英語はこれからも勉強していかないといけないと思っています。ただ、一つ言えるのは、英語が使えると接触できる情報が格段に広がるということ。日本語化されていない書籍や記事が読めれば、役に立つこともあります。習うより慣れろ、という側面もありますから、場数をこなして、そのたびにステージに上がるように準備は入念にしてください。近道はないので、覚えること。そうすれば、この本でいうConfident Speakerになっていくのではないでしょうか。頑張ってください。

松浦:今日は本当にありがとうございました。

音部:ありがとうございました。


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