マーケターが陥りやすい「ブランドポジショニングの罠」「態度変容の幻想」

 

ブランドポジショニングはターゲティングの罠と同じ

ジャック・トラウト氏とアル・ライズ氏の共著である『ポジショニング戦略』の中で語られたり、フィリップ・コトラー氏が提唱した「セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング(STP)」の中にある、ポジショニングという考え方は、顧客の心の中で生まれるブランドに関する記憶と連想について語ったものです。すなわち、それは強いブランドこそ、顧客の心の中に他社とは明確に区別された唯一無二のポジション(意味)が築かれている、ということです。たとえばコカ・コーラなら「リフレッシュする飲み物」のように。

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鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

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