デジタル力を駆使しないとスケールしない時代
ところで、この「時間で積分」というのは、今までは考えにくい概念でした。例えば、8月に5万販売されていた商品が、9月にも同じ5万販売されたからといって、同じ5万人が買ったかどうかは、わかりませんでした。しかし、今はさまざまなデータが公開され、また大量のデータを早く分析できる、デジタル・ツールも増えました。つまり、デジタルの進化により、「時間で積分」することが、可能になってきたのです。また、マーケターも、自らCRMやDMPなど導入することが可能になり、どのようなお客様と継続的にコミュニケーションしているのかを理解できるようにもなってきたのです。