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マーケティングの“本質”を考える「『T-CONFERENCE』 -BEYOND DIGITAL-」が開催に

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企業のデジタルマーケティング支援を行う、トライベック・グループは3月1日、東京・赤坂インターシティコンファレンスで「『T-CONFERENCE』 -BEYOND DIGITAL-」を開催した。

「T-CONFERENCE」は、トライベック・ストラテジーがマーケティング責任者や担当者を対象に、デジタルマーケティングの未来を考えるカンファレンスとして2017年12月初めて開催。今回が2度目の開催となる。

東京・赤坂インターシティコンファレンスには約500名の参加者が集まった。

カンファレンスの冒頭では、トライベック・グループCEOの後藤洋氏が登壇。後藤氏は今回のテーマを「BEYOND DIGITAL」と掲げた理由について、「デジタル時代の今、社会のあらゆる場面で“BEYOND”が起き、産業の垣根もなくなりつつある。この状況でトップに位置するGoogleやアップルのような企業は、単なるデジタルの企業ではない。思考がイノベートされているからこそ、社会にイノベーションを起こすことができている。これまでの思考を超えていく、思考を転換することが大切ではないか」と説明した。

さらに20年近くにわたり、デジタルマーケティングに携わってきた立場から、逆にデジタル偏重の現在のマーケティングに対する警鐘も鳴らす。「デジタルマーケティングの世界にはたくさんの用語が登場するが、言葉は知っていても、その本質的な意味まで理解し、自分ごと化して落とし込めている人は少ないと感じる。そうした言葉の本質、さらにマーケティングの本質を考える1日にしたい」(後藤氏)。

冒頭の基調講演には、初代バチェラーとしても話題を集め、現在は家具のサブスクリプションサービスを展開しているクラス 代表取締役社長の久保裕丈氏が登壇。

その後のセッションでは、「Branding」、「Customer Experience」、「Data」、「Customer Engagement」の4つのテーマのもと、先進的な活用事例を持つ企業の担当者が登壇して講演を行った。

最後の基調講演には、デジタル時代に活躍する人材を多く輩出するデジタルハリウッドの設立者にして、業界の先駆者であるデジタルハリウッド大学 学長 杉山知之氏が登壇した。