消費者の購買行動は分布している セグメントできないことを前提にしたマーケティング戦略
それでは、パーソナライゼーション時代のマーケティング理論のベースとなる考え方とは何なのか?コラムの
5回目
でも少し触れたが、それは「行動の分布に着目してメディアの在り方を考える」ことだと著者は考えている。
つまりはメディアターゲットをセグメントすることや、そもそもビークルを細かくセグメントすることに向かうのではなく、消費者の情報消費行動や購買行動自体が分布していることを前提とし、その分布の特徴を分析することで見えてくるメディアの機能に注目して、新たにメディアの役割を規定することが必要とされているのだ。
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森井理博(PwCコンサルティング マネージング ディレクター /事業構想大学院大学 特任教授)
森井理博(PwCコンサルティング マネージング ディレクター /事業構想大学院大学 特任教授)
データベースをフルに活用した「バックキャスト・マーケティング」という新たなマーケティング方法論を提唱。1989年電通入社。マーケティング局で戦略プランニング、営業統括局でCS放送局の立ち上げ並びに中国プロジェクト(在任中に「アジアビジネススクール」修了)を担当後、世界最大の外資FMCG企業のアカウント責任者。2014年あきんどスシロー入社、取締役・執行役員 マーケティング本部長。2016年Peach Aviation 執行役員 データドリブン・マーケティング本部長。2018年9月より現職、事業構想大学院のマーケティング担当・特任教授も兼務。
森井理博(PwCコンサルティング マネージング ディレクター /事業構想大学院大学 特任教授)
データベースをフルに活用した「バックキャスト・マーケティング」という新たなマーケティング方法論を提唱。1989年電通入社。マーケティング局で戦略プランニング、営業統括局でCS放送局の立ち上げ並びに中国プロジェクト(在任中に「アジアビジネススクール」修了)を担当後、世界最大の外資FMCG企業のアカウント責任者。2014年あきんどスシロー入社、取締役・執行役員 マーケティング本部長。2016年Peach Aviation 執行役員 データドリブン・マーケティング本部長。2018年9月より現職、事業構想大学院のマーケティング担当・特任教授も兼務。
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