切り口探しが動画制作の第一歩 博報堂 小島翔太氏

動画制作をする際の最初のハードルとなるのが、どんな企画を考えるかということ。そこで、ブレーン主催のオンライン動画コンテスト「第7回 BOVA」は、講演とワークショップを開催。1次審査員のひとりで、資生堂/レシピスト「#たおりゅう」やSMBC日興証券「イチロー人生すごろく」などを手がけ、博報堂の新たなクリエイティブチーム「CREATIVE TABLE 最高」のリーダーも努める博報堂アクティベーションプラナー 小島翔太氏に、オンライン動画の企画のコツについて話してもらった。

広告賞に応募する際の課題の選び方

僕は博報堂に2012年に入社し、アクティベーションプラナーとして働いてきました。人の気持ちを動かす、もっと言うと「買う」「シェアする」などの具体的な行動を起こすために、テレビに絞らず企画を考えようという職種です。テレビCMや、ポスターに限らずデジタルの広告やイベントまで企画するものは多様です。

今回のセミナーでは、仮に僕がBOVAに応募するとしたら、どのように企画を考えるかという視点でお話できればと思います。

まず、BOVAで応募する動画は、一本を制作するハードルが高く何本も応募することは難しいと思います。そこで、重要なのが課題選びです。僕の中で、こうした課題を選ぶときの基準は2つあります。

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