日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)は8月28日、同協会が主催する「JPM プランニング・ソリューション・アワード2020」の入賞作品を発表した。全部門横断の上位3作品となる「ベスト3賞」には、オリィ研究所、トヨタ自動車、亀田製菓のプロモーション企画がそれぞれ選出された。
「JPM プランニング・ソリューション・アワード」は“生活者を購買行動に向けて実際に動かした優れたプロモーション”を表彰するもの。今回の応募企画総数は60点。ベスト3賞の詳細は以下のとおり。
プロモーショナル・マーケティング大賞
オリィ研究所「分身ロボットカフェDAWN ver.β」(応募会社:ADKクリエイティブ・ワン)
【企画内容・成果】
ALSなどの重度障害者がカフェ店員として従事できるように、分身ロボットを遠隔で自由に操ることで働く場を提供できるしくみを開発。それをPR・話題化させることで、企業・自治体・一般層で協調しながら障害者雇用の促進に寄与した。
【講評】
日本では企業の障害者雇用が遅れており、「障害者が分身ロボットで働くことができる」ことを示す場を作ることで、障害者雇用への理解を深め分身ロボットの社会実装を進め雇用を促進させたことが、社会貢献プロモーションとして高く評価された。
