クリエイターが考える、withコロナ時代の交通・OOH — Vol.6 吉田宗平氏

【関連記事】「クリエイターが考える、withコロナ時代の交通・OOH — Vol.5 尾形真理子氏」はこちら

メトロアドエージェンシーと宣伝会議が企画・運営する「第4回Metro Ad Creative Award」の作品募集が10月12日に開始しました。2020年のコラムテーマは「withコロナ時代にクリエイターが考える 交通・OOHに贈る期待」。外出が制限され、人々の行動が大きく変化している今、どのようなコミュニケーションが求められているのでしょうか。
本リレーコラムには、「Metro Ad Creative Award」の審査員らが登場。交通・OOH広告を広く、街の魅力を創造するメディアとして捉え、最前線で活躍するクリエイターたちが自身を刺激する都市におけるクリエイティブについて語ります。
第6回は審査員の吉田宗平氏が担当します。

withコロナ時代に、OOHはどこへ向かうか。

広告業界、飲食業界、観光業界など、リアルコミュニケーションの価値観が変わってしまった2020年。広告コミュニケーションもDX化が進み、3密で展開されることが”よし”とされていたリアル空間プロモーション機会は減り、凄いスピードでオンラインイベント、ZOOMなどを活用した施策、バーチャル、VR空間でのプロモーション企画が求められはじめました。

それは、OOHにとっても例外ではありません。

近年、渋谷の風物詩であり3密の象徴でもハロウィンでさえ、渋谷区主導で自粛傾向になり、バーチャル空間でハロウィンの仮装体験できる「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス」が変わって注目されました。

 

外出自粛直後の今年5月。そんな渋谷にてOOHの空き枠(白地)が目立って心配していた最中の渋谷で、スマホカメラで撮影しまくった、私が最大に心が動いたOOH施策を紹介します。

スシローの「すしで、笑おう」キャンペーンです。

渋谷にスシロー店舗がないにもかかわらず、渋谷ジャックをするという前代未聞の試み。本来であれば、多くの人が渋谷にいる中で開催されるものですが、いつもより少ない通行人のなか、OOH効果は半減のはずです。

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