好かれないのに期待はされる。だから二世は生きづらい。(ゲスト:長嶋一茂)【後編】

【前回コラム】「「僕はあえて嫌われたい」深夜だから話せる一茂流人生論(ゲスト:長嶋一茂)【中編】」はこちら

今週のゲストは、先週に引き続きタレントの長嶋一茂さん。二世としての宿命を背負ったプロ野球選手時代の話から、極真空手に入門し、今なお身体を鍛え続ける理由について伺いました。

今回の登場人物紹介

左から権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、長嶋一茂。

※本記事は11月1日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

プロ初ヒットがホームラン、あの記憶は今でも

澤本:

僕、やっぱり野球選手としての一茂さんが好きだったんですよ。

長嶋:

ありがとうございます。珍しいですね(笑)。

権八:

(笑)。

澤本:

いや、それこそヤクルトのドラフト1位じゃないですか?それでプロ初安打で、ビル・ガリクソン(読売ジャイアンツの投手)からホームランを打ったじゃないですか?あの時って、もう全然打てると思って入っていたんですか?

長嶋:

全く打てないと思って入っていたね。

澤本:

でも急に来たじゃないですか?

長嶋:

あれはなんだったんだろうね、野球の神様のイタズラだろうね。

澤本:

その時のこと、覚えています?

長嶋:

覚えているよ!代打で出たんですよね。

澤本:

はい。

長嶋:

2球目ぐらいにね、顔の近くにボールが来たんだよね。

澤本:

はい。

長嶋:

まっすぐ。それがね、僕まだ覚えている。スイカぐらいに見えたの!

澤本

権八

中村

:えーーー!!

長嶋:

野球のボールがスイカぐらいに見えたの!

澤本:

ええ。

長嶋:

でかいんだよ、ガリクソンって。投げるボールもでかいんだ!って思って。

一同:

(笑)。

長嶋:

これダメだ、絶対打てない!と思って。2-2ぐらいから打ったのかな?ガリクソンが投げたのをもう目をつぶって打ったような感じですよね。

中村:

へえーーー。

澤本:

でもバックスクリーンに飛び込んで…。

長嶋:

そうですよねー。なんであんな感触でバックスクリーンまで飛んでいったかも分かんないし。これはもう絶対神様のイタズラでしょうね。

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