市場浸透とロイヤルティは対立しない? 顧客を開拓しながらロイヤルティを維持する方法

顧客のロイヤルティと市場浸透は対立しない

しかしながら、ロイヤルティプログラムが無駄だとするバイロン・シャープ教授の主張は、単に「既存顧客に対するアプローチが無駄である」という意味ではありません。人口減少によって市場が縮小しているのだから市場浸透の余地がない、というのは確かにもっともらしい批判に聞こえますが、むしろ商品の市場浸透が十分かどうかを正確に把握していることのほうが課題であったりします。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 4300 / 5069 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ