顧客のロイヤルティと市場浸透は対立しない
しかしながら、ロイヤルティプログラムが無駄だとするバイロン・シャープ教授の主張は、単に「既存顧客に対するアプローチが無駄である」という意味ではありません。人口減少によって市場が縮小しているのだから市場浸透の余地がない、というのは確かにもっともらしい批判に聞こえますが、むしろ商品の市場浸透が十分かどうかを正確に把握していることのほうが課題であったりします。
しかしながら、ロイヤルティプログラムが無駄だとするバイロン・シャープ教授の主張は、単に「既存顧客に対するアプローチが無駄である」という意味ではありません。人口減少によって市場が縮小しているのだから市場浸透の余地がない、というのは確かにもっともらしい批判に聞こえますが、むしろ商品の市場浸透が十分かどうかを正確に把握していることのほうが課題であったりします。
1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。