疲れきったダメ営業部長をスター営業部長に!~人を動かす、頭皮に優しい仕事術(1)~

世の悲哀なる“部長”たちよ。今回は諸君達へのエールである。部長職とは、自分で仕事の結果も出し、そして部下のマネジメントもするというブラックなダブルワークの総称である。率先して、競合ひしめく戦場へ新規案件の獲得へ赴き、獲った仕事は、無事に納品できるように進行をプロデュースし、同時に「おれ、腹落ちできないと動けないんすよね」が口癖の部下のモチベーション管理を行い、スキル皆無なのに自己評価が異様に高い新人をヨイショする。

私も零細企業の社長であるので、その気持ちはわかるつもりだ。もういい年だから、涙は出ないものの、ストレスで毛髪が涙のようにハラハラと落ちてしまうのを感じる。いや、私の頭皮の話はどうでもいいのだ! 今回は一見ダメに見える営業部長を、スター営業部長へと勝手に“ニュース性”でテコ入れするのである。

世の営業部長の頭皮に優しい仕事術を

営業とマネジメントの“コトバ”にニュース性のスパイスを

基本的に営業もマネジメントも「人の心を動かし、行動させること」が重要である。仕事とはこの連続である、人間関係が最もストレスがたまる、だからどんどん禿げ上がってしまうのだ。これ以上禿げ上がらないために、取引先や部下に響く“コトバ”が重要である。

『漫然と口に物を運ぶな。何を前にし、何を食べているのか意識しろ。それが命 喰う者に課せられた責任。義務と知れ』これは、地上最強の生物・範馬勇次郎の名言であるが、これにならってダメ営業部長に告ぐ『漫然とコトバを発するな、商品案内のダイレクトメールや営業資料、部下への声掛けにニュース性を意識しろ』。さぁ、この言葉を実践してみよう。

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神谷準一(神谷製作所 代表取締役)
神谷準一(神谷製作所 代表取締役)

2004年博報堂入社、2009年より博報堂ケトル。博報堂ケトルでは、PR出身者ならではの広報スキルと広告・デジタルをミックスしたキャンペーンディレクションを行う。2016年9月神谷製作所設立。国内外の広告賞多数。スタートアップの事業支援にも注力。

神谷準一(神谷製作所 代表取締役)

2004年博報堂入社、2009年より博報堂ケトル。博報堂ケトルでは、PR出身者ならではの広報スキルと広告・デジタルをミックスしたキャンペーンディレクションを行う。2016年9月神谷製作所設立。国内外の広告賞多数。スタートアップの事業支援にも注力。

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