日本企業からイノベーションが生まれないのは、「失敗が足りない」から?

ホフステードの6次元から見る日本の文化的側面

ホフステードの6次元とは①権力格差(社会的権威が強いか、公平性が高いか)、②集団主義/個人主義(集団を優先するか、個人の自由を優先するか)、③男性性/女性性(勝利や競争が大事か、まわりへの配慮や寛容が大事か)、④不確実性の回避(未来の未知を恐れ規則的に対処するか、未知が自然なので実務的な対処をするか)⑤短期志向/長期志向(個人を中心に結果をすぐ求めるか、将来を見据え倹約し辛抱強く努力するか)、⑥人生の楽しみ方(抑制的、余暇は重視しないか、充足的で人生は楽しむものか)の6つの次元で各国の文化を定量的に比較したスコアです。(ホフステードのコンサルティング企業であるホフステード・インサイツはこのスコアをウェブサイトで公開しています。ちなみにホフステード・インサイツ・ジャパンの代表取締役の渡辺寧氏は『宣伝会議』で、富士フイルムの山本真郷氏とともに「パリで働く、日本人マーケターのトレンドレポート」を連載していました。)

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鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

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