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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

夢は「コード4つだけ」の曲で、2人で武道館に立つこと(ゲスト:なかねかな)【後編】

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1年で100曲を2年間…共感される曲の裏側

中村:歌詞はお2人で「ああじゃない、こうじゃない」と言いながらつくっているんですか?確かに言われてみたら、“かき氷のシロップって、全部同じ味だよな” といったハッとする「あるある」が散りばめられまくってますけど。

なかね:この「ママの味」編で歌った、色んなお菓子の“実は同じ味”エピソードは、実は視聴者さんからDMでいただきました。

一同:おお~!

なかね:そういうネタも混ぜ込んでいます。最近では、視聴者さんの実体験を歌にすることもちょこちょこありますけど、基本的に歌詞は全部私が書いていますね。どういったものを歌にするかというのは、その都度お互いに話し合いながら、という感じです。

中村:めちゃくちゃ重い、“アラサー女子の歌にしづらいやつ”を、頑張って歌にしているのを見ましたよ。

なかね:そうそうそう!寝取られて……(笑)。

権八:彼氏にフラレて、社長が逮捕されたっていう(笑)。

なかね:こんなの、誰が歌にできんねん?っていう。

安井:「誰が歌にできんねん!」っていうのを、そのまま歌にするというね。

なかね:めっちゃポジティブやったなあ~、あの人も。

安井:視聴者も、すごく面白い人が多いんですよ。

権八:それと、あのゲイの方の……。あれも最高だよね。

中村:ここでなんと、またもう1曲演奏していただける、と?

なかね:はい。それではゲイの視聴者さんからの実体験を歌にしました。聞いてください。タイトルは、『ゲイの視聴者』。

公式YouTubeより『ゲイの視聴者』

演奏終了♫

なかね:ありがとうございま~す!

権八:いやぁ~、名曲だね!

中村:名曲ですね。

なかね:どこが名曲なんですか、コレ?逆に聞きたい(笑)。

権八:いやいやいや、すごくいい歌だな、これ。

なかね:ホントに思ってます?(笑)

安井:だって、いい歌じゃないですもん!コレに関しては(笑)。

一同:ははははは!

権八:でも、ネタも尽きないね!視聴者もどんどん送ってくるし。

なかね:それが……。今、もうギリギリなんですよね。

権八:え、そうなの?

なかね:今週で、ギリギリです。

権八:つくりすぎなんじゃないの?

なかね:あの~。それは多分、あると思います。ホンマにつくりすぎで。

権八:ね?ストックが何百曲もあるとか?

なかね:今はもう、200曲ぐらい出ているかな?

安井:それぐらいは出ていると思います。

権八:わはははは!

安井:ひと月に8曲は出すので、大体1年で100曲ぐらいですね。それをもう2年やっているので200曲ぐらいはつくっていると思います。

なかね:意味の分からないスピードやな?

安井:うーん……。だいぶ意味分からへんな。

権八:でもそれ、ホントにそんなに出す必要ある?と思うけど、何が当たるか分からないみたいなところもあるもんね?

なかね:そうなんですよ。結局、1年半やってようやく『モテ草』ぐらいバズった1曲が出た、みたいな感じなので。相当ですよね。

安井:あれは、150曲目ぐらいです。

権八:すごーい!!

中村:いやぁ〜、難しいですよね。狙っちゃダメなんだ。

なかね:そうですね、意外と。それまでは、ずっと狙ってましたからね。バズらせよう、バズらせようって。

安井:そう。そういうのが一番スベるんですよね。

なかね:結局ね。

権八:そうなんだ?

安井:そうじゃないやつが意外とバズるという。

中村:ピコ太郎さんとか、めちゃくちゃ大変だったろうな~。

なかね:あ、そうなんですね?キャッチーですもんねえ、『PPAP』も。

権八:(これからの活躍の場は)そっち方面もあるのか!NHKの番組や、子ども向け番組とかさ。

なかね:いやぁ~、そうですね!そういう子ども向けのアニメーションやテーマソングをやってみたいなとは思いますけど。これはホントに、ずっと言ってますね。

インフルエンサーとしての生活

中村:お2人のプライベートはその後、変わったんですか?インフルエンサーとして。

安井:あ~、インフルエンサーとしては結構忙しくなったかもしれないですね。時間的に。

権八:ははははは!

なかね:ほら、もう冗談やと思われてるもん。

安井:え、なんで笑ってるんですか?僕は真面目に答えてるのに!(笑)

一同:笑い

安井:でも、お金を稼げていない割には、動き回らなアカンことがめちゃくちゃ増えてきていて……。

なかね:そうなんですよね~!

中村:それはもうちょっと、お金になって還ってきてほしいよね~。

安井:これがなかなか難しくて、僕らも悩んでいるんですけど。

なかね:悩んでいるところです。本当に。

安井:やたら動いているのに全然お金にはならへん、ていう。

なかね:ムダな動きが多いんじゃない?「アワアワ〜ッ!」ってしてるだけかもよ、もしかしたら。

安井:確かに、そうかもしれん。

中村:あれは?「YouTubeショート」だったら収益になるんじゃないの?

安井:YouTubeショートは、収益にならないんですよね。YouTube自体も、稼ぎはちょこっとなんです。

なかね:ホントにちょこっと。

中村:ふたりで口合わせて「ちょこっと」って(笑)。

安井:ほぼ0円やったはずです。

中村:そうなんだ?

なかね:確かに、ショートで何百万回再生されたものもあるんですけど、収益にはほとんど関係ないっていう。そこが入り口になって、普通の動画を見てくれた人の再生回数は収入になりますけどね。

中村:なるほど。でも、CMは早くやったもの勝ち、というのがあるんじゃないですか?

なかね:よろしくおねがいします!

安井:どうも、CMをつくるために生まれてきた2人組、“なかねかな”です。

なかね:よろしくおねがいします!

権八:あはははは!すぐには即答できないけどね。澤本さん、ソフトバンクの「ミュージックプロジェクト」は終わっちゃったんですか?

澤本:あれはね、もう終わっちゃったんだよね~。

安井:1番得意ですけどね。ソフトバンクのミュージックプロジェクトは、僕たち。

中村:ははははは!

権八:あはははは、知ってるのか?!(笑)

安井:ソフトバンクのミュージックプロジェクトをやるために生まれてきたと言っても、過言ではないですからね。

なかね:おいおいおい!やばいやばい。

安井:え、ちょっと攻めすぎた?

なかね:バレてきてるから。

権八:最初からバレてるよ!(笑)

中村:プライベートではお2人とも、ユニット“なかねかな”の1本ですか?

なかね:そうですね、私は今はこの活動だけをやっています。

中村:あれ、安井さんは?

安井:僕はここと、あとは飲食店をやっているんですけど。

中村:へえ~!

一同:笑い

安井:なんで笑うんですか?僕がなんかやっててもいいじゃないですか?

なかね:「あ、しゃべったー!」みたいな感じやんな?

安井:僕は嫁と子どもがいてるんで……って、また笑いそうになったでしょ!(笑)

権八:いやいや(笑)。そういう歌があったもんね?2人が仲いいからさ、付き合ってんじゃないの?みたいな。『ビジネスパートナー』っていう名曲ね。

安井:よく「付き合ってんちゃうの?」って聞かれるんですけど、僕は嫁と子どもがいてるんでね。

なかね:あ、ビジネスパートナーです。

安井:ホンマやったらコレ、僕が言うやつなんですけどね。

権八:ははははは!

なかね:絶対に勘違いされたくないんでね。

一同:笑い

公式YouTubeより『ビジネスパートナー』

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