本記事では、企画の一部として、スタートアップ企業4社の企画を公開します。
※本記事は、『広報会議』9月号(8月1日発売予定)「スタートアップ企業の広報100事例」特集 の転載記事です。
空き家活用
自社主催カンファレンス運営
実施時期:2021年11月
目的:空き家マーケット創出のためのステークホルダーの可視化と各役割の整理、発信。ビジネスターゲットへのリーチと理解促進
ターゲット:全国の基礎自治体職員、マーケットに関心のある事業者
空き家業界の「総研」的視点から カンファレンスを継続的に実施
いまだ商流や型はないが、今後規模が巨大化する空き家マーケット。この市場が立ち上がるための、各ステークホルダーによる市場の可能性や課題の共通認識がないため、バラバラで小粒な動きに。そこで、①市場規模の拡大のため、②当社がプラットフォーマーとして市場内の介在価値を高めるために、空き家の市場性や、何が問題でどのような事業が必要であるのかを客観的に分析考察し、自社事業から一歩引いた「総研」的立ち位置で業界カンファレンスを実施し周知。自社人員による企画運営で今年で4年目の開催、昨年度は203自治体/事業者含め300人以上が参加、民放等22媒体が取材に訪れた。この発信を白書や知識背景とし、事業運営や営業へ接続。
【DATA】
事業内容:行政ソリューション、DX化事業。空き家相談窓口、活用事業運営
創業年:2014年
従業員数:17名
広報業務の担当人数:2名
活動内容:
☑ メディアリレーション
☑ 社内広報 ☑ 広告宣伝
☑ SNS・オウンドメディア運営
□ グローバル広報
□ 危機管理広報 □ IR
☑ ESG・SDGs関連 ☑ その他
アスエネ
シリーズC 資金調達に関する発信
実施時期:2024年6月
目的:CO₂排出量の見える化・ESG領域でのプレゼンスを示し、グ
ローバルNo.1のClimate Tech企業を目指すため
ターゲット:投資家、顧客、企業、メディア、求職者など
資金調達を機会に情報発信 ニュース価値を高め、日経一面も
当社は脱炭素・ESGのマルチプロダクトを展開しており、主力事業のCO₂排出量見える化・削減・報告クラウド「ASUENE」は顧客導入社数が国内No.1の6000社を突破するなど、脱炭素領域を牽引している。プレスリリースでは、資金調達と合わせて大手企業との資本業務提携についても発信し、共に国内外の脱炭素化を推進する旨を発表した。投資家 兼 提携企業と連携してニュースバリューを最大化した結果、取材・ストレートニュースで国内外の30以上のメディアに掲載、『日本経済新聞』朝刊の1面に掲載され、企業からの問い合わせが増加した。
【DATA】
事業内容:脱炭素・ESG経営を推進するクラウドサービス事業
創業年:2019年
従業員数:250名
広報業務の担当人数:2名
活動内容:
☑ メディアリレーション
☑ 社内広報 □ 広告宣伝
☑ SNS・オウンドメディア運営
☑ グローバル広報
□ 危機管理広報 □ IR
☑ ESG・SDGs関連 ☑ その他
アセンド
3社合同での記者会見の開催
実施時期:2023年2月
目的:物流業界における先進的取り組みの情報提供
ターゲット:業界紙やビジネス・一般紙などのメディア、顧客


