【対談】サントリーに学ぶ、企業SNS運用の目的とKPI設計、体制づくり

トレンドの変化が激しいSNSマーケティング業界は、先進事例から学ぶことが非常に重要です。今回は、公式Xアカウントの運用などを支援させていただいているサントリーホールディングスにご協力いただき、公式SNSアカウントの運用目的の考え方、定量定性のKPI設計、体制づくりなどについて伺いました。

サントリー公式SNSが定める2つの運用目的

黒岩

:サントリー宣伝部の黒岩です。この度はどうぞよろしくお願いします。

武内

:NAVICUS代表の武内です。お時間いただきありがとうございます!ぜひ色々とお伺いさせてください。

写真 人物 個人 サントリーホールディングス コミュニケーションデザイン本部 宣伝部 黒岩太輝氏

サントリーホールディングス コミュニケーションデザイン本部 宣伝部 黒岩太輝氏

武内

:それでは早速ですが、サントリーのSNS運用の考え方、位置づけについてお聞かせいただけますでしょうか。

黒岩

:私は宣伝部で、主にX(旧Twitter)の運用を担当しています。サントリーのSNS運用の目的は大きく2つあります。1つ目は「情報の伝達」です。昨今はテレビをご覧にならない方も増えているため、そういった方々にインターネット上で情報をお届けすることを目指しています。2つ目は「お客さまとの絆づくり」です。サントリーのSNSをご覧いただいたお客さまが、サントリーのことを少しでも好きになっていただけるような運用を心がけています。

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武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)
武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)

早稲田大学卒業後、Q&AコミュニティサービスOKWAVEを運営するオウケイウェイヴに入社。X(当時:Twitter)などSNSを活用した企画を担当。その後、ディー・エヌ・エー、ふるさと納税ポータルサイト大手「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクなどを経て、2018年、コミュニティ・SNSマーケティング支援を行うNAVICUS(ナビカス)を設立、代表取締役に就任。2022年10月、九州を中心にWebマーケティング支援を行うNAVICUS九州のCMOに就任。2023年12月よりPR TIMESのグループ会社となり、広報面のサポートも加えた幅広いコミュニケーション支援体制構築に向け邁進中。

武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)

早稲田大学卒業後、Q&AコミュニティサービスOKWAVEを運営するオウケイウェイヴに入社。X(当時:Twitter)などSNSを活用した企画を担当。その後、ディー・エヌ・エー、ふるさと納税ポータルサイト大手「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクなどを経て、2018年、コミュニティ・SNSマーケティング支援を行うNAVICUS(ナビカス)を設立、代表取締役に就任。2022年10月、九州を中心にWebマーケティング支援を行うNAVICUS九州のCMOに就任。2023年12月よりPR TIMESのグループ会社となり、広報面のサポートも加えた幅広いコミュニケーション支援体制構築に向け邁進中。

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