27日の経営刷新発表は、多くの識者が評価しました。これで一歩前進に見えました。やっと息ができる水面に浮上した感じでした。でも報告書がまた水面下に引きずり戻してしまいました。第三者委員会の会見に続いて清水賢治社長が今後の施策を発表し、よくできたプランでしたが、再び水面下に引き戻された状況で、いったいこのプランの効力が明らかになるのはいつなのだろうと思いました。
フジテレビ第三者委員会報告書は、業界全体に「変われ」と突きつけられたナイフだと思う
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27日の経営刷新発表は、多くの識者が評価しました。これで一歩前進に見えました。やっと息ができる水面に浮上した感じでした。でも報告書がまた水面下に引きずり戻してしまいました。第三者委員会の会見に続いて清水賢治社長が今後の施策を発表し、よくできたプランでしたが、再び水面下に引き戻された状況で、いったいこのプランの効力が明らかになるのはいつなのだろうと思いました。
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。