日本でのローカライズ戦略で好調な「ハイネケン 0.0」
ハイネケン・ジャパンは、大阪・関西万博のオランダパビリオンのオフィシャルスポンサーとして、世界で最も売れているノンアルコールビール「Heineken 0.0(ハイネケン 0.0)」を販売している。ブランドの発祥国であるオランダの文化とともに、多様な国籍・世代の来場者に訴求することを目指している。
オランダパビリオンで「ハイネケン 0.0」を訴求
オランダ館に併設された「オランダ パビリオン カフェ」では、同商品のほか、「塩漬けニシンの玉ねぎ添え」といった、オランダ文化と日本の食文化が調和したグルメを提供している。
「ハイネケン 0.0」は、2023年10月に日本に上陸。「本物のビールと変わらない本格的な味わい」が特徴であり、ノンアルコール飲料として、グローバルでの責任ある飲酒の啓発活動の中核も担っている。国際的なイベントである万博を通じて、こうしたブランドの姿勢も発信したい考えだ。
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日本市場においては、消費者の飲酒シーンや嗜好を踏まえたローカライズ施策を展開しており、広告ビジュアルもグローバルと日本で異なる。グローバルでは「ハイネケンビール」と「ハイネケン 0.0」 のボトルで乾杯するシーンを用いているが、日本ではジョッキに入った生ビールやレモンサワーといったアルコール飲料と乾杯するビジュアルを採用。「アルコール飲料と並んで堂々と楽しめる本格ノンアルビール」というメッセージを強調した形だ。
