銀座の街中に巨大ボトルが出現⁉ ル・クルーゼ縦型動画で使われたFOOHとは

ル・クルーゼ ジャポンは5月27日、同社の人気シリーズ「On The Go」の世界観を表現したプロモーション映像を公開した。

「On The Go」は、ボトル2サイズ、トラベルマグ、スープジャーの全4タイプを展開し、豊富なカラーバリエーションも人気。映像ではその彩りが視覚的に表現されている。

映像では、東京・銀座の街並みに突如現れるル・クルーゼのカラフルなボトルが描かれる。実写とCGを融合した映像手法「FOOH(Fake Out-of-Home)」を活用して制作された。

FOOHとは、現実の屋外空間にCGを合成し、あたかもその場に“あり得ない光景”が存在するかのように見せる映像手法。従来のOOHを拡張する形で生まれ、SNSやショート動画などを中心に注目を集めている。

今回、映像の企画制作を手がけたのは、ZIHEN。銀座の空中に巨大なボトルが次々と現れる演出を通じて、「On The Go」の世界観を表現。街のランドマークや通りの風景と自然に融合するよう、CGには高度な技術が用いられ、光の反射や影の処理にまで精緻な調整を施したことで、まるで本当に街中にボトルが存在するかのような映像に仕上がっている。

ZIHENの CEO/クリエイティブディレクター 山 紘二氏は、ショート動画という領域において、視聴者の目を奪い、記憶に残す広告を目指したという。
「今後、広告は“目を留める”だけでなく、“記憶に残る”ことが求められると考えています。今回、CG×実写の融合により、ル・クルーゼのプロダクトが持つ色彩や造形の魅力を、拡張現実として表現することができました」(山氏)。

advertimes_endmark


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ