人気の理由①
メディアの使い分けの定着
リアリティ番組の人気が高まっている一因として、特に若年層におけるネットの活字メディアと動画メディアの使い分けが定着したことが挙げられると考えられます。
NHKが実施した「全国メディア意識世論調査・2022」(図1・2)によると、16~29歳の若者が「感動したり楽しんだりするうえで最も役に立つメディア」として、「YouTube」や「YouTube以外のインターネット動画」といった動画メディアが、「LINE」や「Twitter(現X)」などの活字(+静止画)メディアよりも高い割合で選ばれていました。一方、社会的な出来事や情報収集においては、活字メディアが依然として重視されており、「LINE」や「Twitter(現X)」などが動画メディアを上回る結果となっています。