タリーズ、“ベビーファースト”の店舗をオープン 店内に絵本やおむつを用意

本記事は月刊『販促会議』7月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。

 

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タリーズコーヒージャパンは4月12日、「タリーズコーヒー 高岡おとぎの森公園店」をオープンした。同店は、絵本の設置やミルク用のお湯を提供するほか、地域の飲食店を子ども食堂化する「こどもごちめし」にも参画。子育て世代を支援する。

イメージ 外観。テラス席は、ペットを連れた来店客の利用も見られている。

外観。テラス席は、ペットを連れた来店客の利用も見られている。

富山県高岡市は、高岡おとぎの森公園の老朽化を受けて、公園が直面している課題を整理し、今後の方向性と実施すべき取り組みをまとめた計画を策定している。今回の店舗は、同計画の中にある地域の子育て課題に対応する拠点をつくるための構想「ベビーファーストプロジェクト」のもと生まれたもの。ベビーファーストをコンセプトにしたコミュニティーカフェとして計画された。

イメージ ベビーカーが通りやすい設計の通路。

ベビーカーが通りやすい設計の通路。

店内は、ベビーカーでも入りやすく通りやすいレイアウトとなっており、トイレとは別に授乳室とおむつ替え室も設置。子どもがハイハイできるスペースや、公園で遊ぶ子どもを見守れるテラス席、家族でくつろげるソファスペースなども用意した。

イメージ いつでもたくさんの絵本が読めるようになっている。

イメージ いつでもたくさんの絵本が読めるようになっている。

いつでもたくさんの絵本が読めるようになっている。

店舗には、子育て世代だけでなく幅広い世代が来店し、客数は開店当初の予想を上回っているという。また、ファミリー用のスペースでは、来店客同士が交流する様子も見られている。子育て中の人からは、「ベビーファーストを打ち出しているので安心して利用できる」という声が聞かれている。

一方、そうでない人たちからも「最初からベビーファースト店舗だという告知があると、住み分けができてわかりやすい」という肯定的な意見があった。

イメージ 店舗では、おむつも販売。1枚から購入できるようになっている。

店舗では、おむつも販売。1枚から購入できるようになっている。

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