本記事は月刊『販促会議』7月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。
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集英社は4月2日から、全国の部活生や部活の新入生を後押しする「部活やろうぜ!」キャンペーンを開始。同キャンペーンでは、特設サイトで「部活」をテーマにしたマンガ約200作品を紹介し、その場で試し読みできるよう設計した。
また、各マンガ作品のキャラカットを用いて作成した「部活勧誘ポスター」をダウンロード形式で配布し、実際に学校の部活勧誘に使用可能とした。『テニスの王子様』や『アイシールド21』、『黒子のバスケ』など、同社部活マンガのキャラクターが登場するスペシャルムービーも公開している。
同キャンペーンは、約800作品のデジタルコミックを週替わりで試し読みできる期間限定企画「春マン!!2025」にあわせて企画。昨今は部活離れが深刻化していることなどから、部活マンガの力を使って全国の部活生の「部活を頑張りたい」という気持ちを後押しし、新入部員の募集を手助けしたいと考えた。
特設サイト開設後、すぐにSNSを中心に話題化し、スペシャルムービーは公開から1週間も経たずに累計再生回数が100万回以上に。また、「部活勧誘ポスター」についても、現役の教員や部活顧問から使用方法に関する問い合わせがあったという。
特設サイトで紹介した部活マンガには多くのアクセスがあり、各作品のコミックスの増売にもつながっている。今後も、部活マンガを軸に部活文化を盛り上げる様々な施策を検討中だ。
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