「尊い」と話題 鳥貴族・創業者親子の初共演  女性にも響いた40周年施策の成果

オンラインとオフラインの双方で話題を創出

5月に創業40周年を迎えた焼鳥チェーン「鳥貴族」。運営企業であるエターナルホスピタリティグループの大倉忠司社長と、男性アイドルグループ「SUPER EIGHT」のメンバーとして活躍する長男・忠義氏が共演する周年企画が話題となっている。親子で思い出を語り合う対談動画などを展開。初の「親子共演」はSNS上で反響を呼び、「大倉家親子ショット尊い」「素敵な親子」といったコメントも寄せられている。

鳥貴族は1985年に開店。周年企画はSNS上で忠義氏が「1号店に思い入れが深いのですが、復活していただけませんか?」と投稿したことがきっかけでスタートした。

写真 大倉忠義氏と創業者・大倉社長の対談動画

大倉忠義氏と創業者・大倉社長の対談動画

企画では、創業の地・大阪府東大阪市にある1号店「俊徳店」の期間限定復活、親子による特別対談ムービーの公開など、さまざまな施策を展開。全国の鳥貴族各店舗では、忠義氏のメンバーカラーである「グリーン」をモチーフにした、同氏監修メニューも提供されている。

「鳥貴族 俊徳店」は、駅前再開発の影響で2008年に閉店した1号店を再現したもので、営業期間は10月31日まで。5月は全品250円(税込)、6月以降は全品350円(税込)で商品を提供。来店者数は5月が1901人、6月が1523人に達した。来店客には近隣住民に加え、創業当時に訪れた人々や遠方に住む鳥貴族ファン、忠義氏のファンも含まれている。

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